近代日本の地下水脈 1 文春新書 1440 | 誠品線上

近代日本の地下水脈 1 文春新書 1440

作者 保阪正康/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 近代日本の地下水脈 1 文春新書 1440:,この1冊で近現代史がざっくりわかる!保阪昭和史の決定版なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」とい

內容簡介

內容簡介 この1冊で近現代史がざっくりわかる!保阪昭和史の決定版なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」といった無謀な作戦で多くの人命を失ってしまったのか?――著者が昭和史の研究に携わるようになったのは、こうした謎を解明したいとの強い動機からであった。今まで5000人近くの昭和史関係者にインタビューを重ねてきたのは、それはこの根源的な問いに対する答えを探す旅でもあった。そして、敗戦に至る道筋を調べれば調べるほど、昭和だけでなく、明治維新以降の歴史をもう一度つぶさに検証しなおす作業に迫られることになった。その結果、著者は「地下水脈」という歴史観にたどり着く。近代日本の始まりである明治の初期に遡ろう。徳川幕府が倒れて明治新政府が誕生したものの、新政府内の指導者には、日本が進むべき「国家ビジョン」が明確にあったわけではない。明治22年に大日本帝国憲法ができるまでのほぼ20年間は、「日本という国をこれからどのように作り変えていくか?」をめぐって、さまざまな勢力の〝主導権争い〟がおこなわれた時期だった。著者はこの間に、次の5つの国家像が模索されたと考えている。①欧米列強にならう帝国主義国家②道義や倫理を尊ぶ帝国主義的道徳国家③自由民権を軸にした民権国家④アメリカにならう連邦制国家⑤攘夷を貫く小日本国家実際の歴史では、日本は①を歩み、すべてが軍事に収斂していくことになる。その結末が、昭和の悲惨な敗戦であった。では、残る②〜⑤の国家像は、そのまま消えてしまったのか?そうではない。4つのそれぞれの思想やビジョンは、いったん日本社会の地下に潜りながら、いまも脈々と流れ続けている。そして歴史の重要なターニングポイントを迎えるたびに、噴出してくるのである。「地下水脈」という歴史観でとらえれば、現在の日本の窮状――経済の迷走も、終身雇用サラリーマン社会が変わらないのも、政治がダメなのも、エリート教育がダメなのも、150年以上繰り返されてきたことがわかってくる。本書は、「地下水脈」をあらためて見つめることで、日本の近現代史を再検証する。 日本はなぜ戦争に負けたのか? 同じような失敗はなぜ今も繰り返されるのか? その謎に答える「地下水脈」という新たな歴史観。

商品規格

書名 / 近代日本の地下水脈 1 文春新書 1440
作者 / 保阪正康 著;
簡介 / 近代日本の地下水脈 1 文春新書 1440:,この1冊で近現代史がざっくりわかる!保阪昭和史の決定版なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」とい
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784166614400
ISBN10 /
EAN / 9784166614400
誠品26碼 /
頁數 / 256
語言 / 4:日文
裝訂 / P:平裝
級別 / N:無
尺寸 / 17.3X10.8X1.2CM

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