大江健三郎全小説 6 | 誠品線上

大江健三郎全小説 6

作者 大江健三郎/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 大江健三郎全小説 6:いましめくくりの時のはじめに、八つの短篇を書いて、そこに映る自分を見る。切実な時代の影に、個の生の苦渋のあとは見まがいがたいが、ユーモアの微

內容簡介

內容簡介 いましめくくりの時のはじめに、八つの短篇を書いて、そこに映る自分を見る。切実な時代の影に、個の生の苦渋のあとは見まがいがたいが、ユーモアの微光もまんべんなくある。思いがけないのは、女性的なものの力の色濃さだった。遠い幼年時の自分と、それほど遠くないはずの死、また「再生」を思う自分を結んでいる。知的な経験と、森のなかの谷間の神話を、懐かしく媒介しているのも女性的なものだ(著者・『いかに木を殺すか』)【収録作品】身がわり山羊の反撃 「芽むしり仔撃ち」裁判 揚げソーセージの食べ方 グル―ト島のレントゲン画法 見せるだけの拷問 ヒメコの大抜け穴 もうひとり和泉式部が生まれた日 その山羊を野に 「罪のゆるし」のあお草 いかに木を殺すか ベラックヮの十年 夢の師匠 宇宙大の「雨の木(レイン・ツリー)」 火をめぐらす鳥 「涙を流す人」の楡 僕が本当に若かった頃 マルゴ公妃のかくしつきスカート 茱萸(ぐみ)の木の教え・序──中期傑作短・中編 80年代初頭から90年代初頭の10年間に書かれた中期短編18作。大江文学の充実を顕す、漲る小説的想像力を見よ!

作者介紹

作者介紹 大江健三郎大江健三郎(おおえけんざぶろう)1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

商品規格

書名 / 大江健三郎全小説 6
作者 / 大江健三郎 著;
簡介 / 大江健三郎全小説 6:いましめくくりの時のはじめに、八つの短篇を書いて、そこに映る自分を見る。切実な時代の影に、個の生の苦渋のあとは見まがいがたいが、ユーモアの微
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784065090060
ISBN10 /
EAN / 9784065090060
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 583
語言 / 4:日文
級別 / R:限
尺寸 / 21.7X15.9X3.7CM

活動