內容簡介
內容簡介 キヨコとよるくものたどりつく場所…… 貧しいが、明るい働き者の娘だった、キヨコ。最下層の出身で“命使い捨て”の殺し屋、よるくも。よるくもの育ての親・中田はキヨコの母を殺し、彼女をさらった。自らの命が長くないことを知る中田は、キヨコをよるくもの保護者としようと考えたのだ。そして自分たち最下層民をいたぶり続ける支配者「荒磯精肉」の御曹子・王子を殺そうと計画した中田。しかし、中田は王子に返り討ちにあい死亡、よるくもは王子に拉致された。母も中田も失い、最も恐れる「ひとりぼっち」になったキヨコは、よるくもを取り戻すため、王子との死闘に臨む―――そこに待つのは、絶望なのか救済なのか!!? ついに物語はラストを迎えます!!!愛と痛みの完結巻!! 【編集担当からのおすすめ情報】 キヨコはよるくもに、自分の作ったメシを食べてもらうことだけで、自分の存在を肯定してきました。しかしよるくもは、一切の食いものをうけつけなくなってしまいました。このままではよるくもは死ぬ。よるくもが死んだら、キヨコは「生きている意味がない」。この地獄の果てにふたりが辿り着ける場所はあるのか。ふたりの魂がどうか救われますようにと、作家が渾身の力で紡ぎ出した最終章。その格闘を、読者のみなさんに一緒に体験していただきたいです。よろしくお願いいたします。