內容簡介
內容簡介 戦後にまでおよぶ「報復の連鎖」は、どのように生まれたのか?アジア・太平洋戦争末期、激化していた米軍による無差別空襲。その一つである川崎大空襲に参加したB29爆撃機一機が房総半島に墜落、乗組員10名が捕獲された。10名のうちアメリカに生還できたのはわずか1名、残りの9名は敵国の地で非業の死を遂げる。この9名の処遇に関わった日本人は、戦後、BC級戦犯として裁かれることになった--知られざる史実に焦点を当て、「無差別空襲」と「捕虜殺害」が生み出した“終わらない戦争”に迫る! 本土空襲を行った米爆撃機B29。そのうち何機かは墜落し、脱出した乗組員の多くは捕虜となった。その処遇をめぐる知られざる事実。
作者介紹
作者介紹 江澤誠作家 評論家。1949年千葉県生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業、横浜国立大学環境情報学府大学院博士課程修了・博士(環境学)。主著『「スマトラ新聞」を探して──「幻の新聞」とアジア・太平洋戦争』(花伝社、2022)、『「大東亜共栄圏」と幻のスマトラ鉄道──玉音放送の日に完成した第二の泰緬鉄道』(彩流社、2018)、監修・解題『スマトラ新聞(復刻版)』(ゆまに書房、2017)、『脱「原子力ムラ」と脱「地球温暖化ムラ」──いのちのための思考へ』(新評論、2012)、『地球温暖化問題原論──ネオリベラリズムと専門家集団の誤謬』(新評論、2011)、小説集『ぼっこん』新日本21世紀文学叢書(新日本文学会出版部、2002)他多数。