內容簡介
內容簡介 酒の世界史において「酒」を生みだし育ててきた女性たちの存在は大きい。古代、酒の醸造は女たちの仕事、中世の修道女はホップを加えたビールを生み出し、女性錬金術師が「蒸留」の技術を見出した。だが、酒が発展し経済力を生み出すようになると、男たちが取り上げて女たちを排除する。その抑圧をたくましく潜り抜けて酒と酒文化を進化発展させた女たちも存在した。古代から21世紀にいたるまで、中東、欧州、アジア、アフリカ、アメリカ大陸まで、「女と酒」の世界史を豊富なエピソードと軽快な辛口ユーモア満載で描く。<目次より>第1章 酔った猿とアルコールの発見──有史以前第2章 クレオパトラの飲酒クラブ――古代世界第3章 聖ヒルデガルトと修道女たちの愉しみ――中世前期第4章 李清照と悪魔の日曜学校――中世中期第5章 規範を笑い飛ばすメアリー・フリス――ルネサンス期第6章 女帝エカテリーナのウォッカ帝国――18世紀第7章 未亡人クリコと女性たちを虜にした味――19世紀第8章 エイダ・コールマンと「アメリカン・バー」――20世紀第9章 密輸酒の女王ガートルード・リスゴー――1920年代第10章 テキーラとズボンとルーチャ・レジェスの栄光――1930~40年代第11章 サニー・サンドと「ビーチコマー」――1950年代第12章 レディースナイトはベッシー・ウィリアムソンとともに――1960~70年代第13章 ジョイ・スペンスのアニバーサリーブレンド――1980~90年代第14章 ジュリー・ライナーは午後三時過ぎのバーテンダー――2000年代第15章 アピウェ・カサニ・マウェラの新風――2010年代
作者介紹
作者介紹 マロリー・オメーラマロリー・オメーラ(Mallory O'Meara)数々の受賞歴とベストセラーをもつ作家であり、歴史研究家、脚本家、独立系映画会社プロデューサー。愛読家に人気のポッドキャスト「Reading Glasses」で共同ホストを務める。本書は2022年のジェームズ・ビアード財団賞を受賞。その他の著書に『The Lady from the Black Lagoon』『Girls Make Movies』がある。椰野みさと椰野みさと(やの・みさと)早稲田大学第一文学部卒。英語教育系出版社勤務を経て、現在は学術書を中心とした編集職。訳書にサラ・マレー『死者を弔うということ』(草思社)。