內容簡介
內容簡介 ■ 「 お産はおもしろい! 見ても、読んでも、体験しても、絶対におもしろい! だってヒトが生まれる瞬間なんですから 」■ 日本のお産は世界遺産化する!?■ いのちが芽生えることを、もういちど、考えてみませんか?■ 30年間で18ヵ国を巡り、取材・撮影のフィールドワークを続けてきた立教大講師が送る、出産の現状と問題提起。[ 巡った18ヶ国 ]ケニア、チベット、ブラジル、中国、フィンランド、ミクロネシア、インド、カナダ、アメリカ、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国、オーストラリア、スイス、フランス、イギリス、日本【 目次より 】● 日本にも昭和初期まであった幻の産小屋が現存する!? ―― トップレスの島の生活になじんだ [ ミクロネシア ]● 五体投地をして旅をする巡礼の途中で赤ちゃんが生まれのはよくある話。 ―― 大地にひれ伏し大地に産み落とす [ チベット ]● 38歳で13人目を産んだマリアが別れ際に流した涙は―― 16才から22年間の出産への思いか [ ブラジル ]● 仰向けの分娩姿勢は痛みが増す! ―― からだを起こした姿勢で産むフリースタイル出産は水中でも床でも [ イギリス ] ● 「 昔はサウナでお産したもんですよ。わたしの父もサウナで生まれました 」―― さすがサウナの国フィンランド! [ フィンランド ]● アフリカの大地に根ざした土着の神々。―― 等身大で大きなおなかの妊婦のマスク「ボディ・マスク」は子孫繁栄祈願!? [ ケニア ] ● ネイティブアメリカン・ナバホ族の病院では、 シャーマンが東の空へ安産の祈りを捧げる [ アメリカ ] ● 民族衣裳の村では90年代でも自宅出産。―― へその緒は裁ちバサミで切り残った端を羊の毛で縛る [ 中国 ] ● 難民キャンプで生まれる赤ちゃん。―― 物乞いをしなければならない妊婦の姿に胸が締め付けられる [ タイ ] ● 「 夫と愛し合ったベッドで産んだ 」 ―― 出産のセクシュアリティを語った社会人類学者の存在の大きさ [ イギリス ] ● アフリカの大地に根ざした土着の神々。 ―― 等身大で大きなおなかの妊婦のマスク「ボディ・マスク」は子孫繁栄祈願!? [ ケニア ] ● 妊娠中から育児期まで続けられる人気の高いエクササイズ。 ―― マタニティヨガ&ベビーヨガ [ カナダ ] ● 「 この赤ちゃん、もう生まれちゃうよ 」 ―― 誰にも見守られずひとり孤独に分娩室で産む産婦 [ インド ] ● 瞑想とイメージトレーニングで痛みや不安を抑えるソフロロジー出産法。 ―― 医療者たちが笑顔で迎えてくれる [ フランス ] ● 「 妊婦さんがいらっしゃいます! 」…… ―― 東日本大震災直後に生まれた赤ちゃんと避難所で偶然アナウンスを聞いた助産師 [ 石巻 世界はこんなに産んでいる!著者が世界をめぐって取材してきた驚くほどさまざまな「お産、育児」を豊富な写真とともにレポート。
作者介紹
作者介紹 きくちさかえきくちさかえ出産研究者・写真家。立教大学兼任講師。出産育児環境研究会代表。1956年東京生まれ。武蔵美術短期大学芸能デザイン科卒。20歳ではじめたヨガを生かして出産。その後、マタニティヨガと出産準備法を伝える「マタニティクラス」を27年間主宰した。世界18カ国を旅しながら、各地の出産文化を写真と文章に記録してきた。国内外で立ち会った出産は100 例を超える。92年視点賞、01年「池袋サンシャインビル写真展大賞」受賞。48歳で立教大学大学院に進学。博士(社会デザイン学)。日本写真家協会会員。星ノ杜YOGA主宰。著書に、『DVDbookみんなのお産』、『マタニティYOGA』(ともに現代書館)、『産むかもしれないあなたへ』(NECクリエイティブ)、『イブの出産、アダムの誕生』(農文協)ほか。共著書に、『産み育てと助産の歴史』(医学書院)。