內容簡介
內容簡介 「Earthrait」とは相原正明による造語です。「Earth」と「portrait」を組み合わせたこの言葉には、相原正明の写真に向き合う姿勢が表れています。相原正明は、「黎明の荒野に立ち撮影をしていた。視界の片隅に今、月が沈み、その逆方向から、太陽が今まさに昇ろうとしている。自分を中心に宇宙が廻っている。宇宙に一人で立っているような感覚だった。3ヶ月間、オーストラリアの荒野をキャンプしながら旅をした。毎日が地球と宇宙のドラマであり内観の旅だった。日本でいう風景写真の概念は吹き飛んだ。世界最古の大陸オーストラリアを通じて地球が単なる惑星ではなく、40億年生きた1つの生命体であると実感した。そして僕が撮らなければならないのは、生命体地球としてのポートレイト。つまりEarthrait(Earth+Portraitの相原造語)それはLandscapeを越えた、Cosmoscapeの視点から撮らなければと感じた。そう感じオーストラリアの大地を撮り続けて早30年。常に地球とシンクロすることを考えていた。」と語っています。今回の写真集は新たなる視点で撮影した、Earthrait30年の答えといえるものです。広大な大陸を4つの色、赤 青、緑、白で表現しています。そして、色を追い求めた結果たどり着いたのが、実はモノクロームでした。写真集はモノクロームから始まりモノクロームで終わる。実に30年の集大成と言える、渾身の写真集です。 30年間オーストラリアを撮り続けてきた写真家・相原正明が世界最古の大陸オーストラリアを通して撮る地球のポートレート。