內容簡介
內容簡介 「もう何をやっても地球は長くは保たないのではないか」。今日、そんな想像が誰の頭の中にも浮かび始めている。だが今の文明にはもはやオルタナティブが用意されていない。「持続可能な開発」という題目だけは勇ましく唱えられているが、その〝持続可能〟が何を意味するのかは曖昧だ。そんな危機的な状況にもかかわらず一向に希望が見えてこないのはなぜなのか。宗教学者と気鋭のランドスケープデザイナーが、デザイン、聖地、生命、地球など様々なスケールを駆使して、〝わたし〟や社会、文明のあり方を問う対話の書。 ヒューマンスケールから自然スケール、超次元のスケールへ! 視点を変え、尺度を変える。現在の行き止まり感を打…
作者介紹
作者介紹 鎌田東二1951年生まれ。文学博士。上智大学グリーフケア研究所特任教授、京都大学名誉教授。宗教哲学、比較文明学、民俗学、日本思想史、人体科学などを幅広く研究。著書に『神界のフィールドワーク』(青弓社)『超訳古事記』(ミシマ社)『歌と宗教』(ポプラ社)『聖地感覚』(角川ソフィア文庫)『世阿弥——身心変容技法の思想』(青土社)『言霊の思想』(同)ほか多数。ハナムラチカヒロ1976年生まれ。博士(緑地環境科学)。大阪府立大学21世紀科学研究機構准教授。ランドスケープデザインとコミュニケーションデザインをベースにした風景異化論をもとに、空間アートの制作、映像や舞台などでのパフォーマンスも行う。著書に『まなざしのデザイン——〈世界の見方〉を変える方法』(NTT出版)ほか。『霧はれて光きたる春』で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。