內容簡介
內容簡介 ロスコ絵画誕生の背景と、ポロック、デ・クーニング、クラインらと共に担った抽象表現主義の時代を、10年にわたる綿密な調査で鮮やかに蘇らせた名著、待望の日本語版刊行! 1993年に出版された原書は、25年を経た今もマーク・ロスコの唯一無二の本格的伝記として知られる。ロシア移民としての苦悩に満ちた幼年期から、画家としての成功と葛藤、1970年の自殺までの生涯を、ロスコの手記、私文書を含む膨大な資料と、家族、画家仲間、蒐集家、画商などロスコを知る人々へのインタヴューによって委細に再現。巻末資料は一級研究資料。 ロスコ絵画誕生の背景と抽象表現主義の実情を、10年にわたる綿密な調査で鮮やかに蘇らせた名著の日本語版。没後50周年記念刊行。
作者介紹
作者介紹 ジェイムズ・E・B・ブレズリン1935年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ニューヨーク市立大学ブルックリン校を卒業後、ノースカロライナ大学で修士号を、ミネソタ大学で博士号を取得。1964年にカリフォルニア大学バークリー校の教員となり、20世紀アメリカの詩と美術を研究領域として、32年間同大学に奉職。英語英文学教授・同大学美術学部学部長を務めたが、在任中の1996年1月6日にバークレーの自宅で心臓発作のため60歳で急逝。 1970年に最初の著作となる詩人ウィリアム・カーロス・ウィリアムズの伝記『William Carlos Williams: An American Artist』(シカゴ大学出版局)を、1984年にアメリカの近現代詩を通観する『From Modern to Contemporary: American Poetry,1945?1965』(同)を出版。近現代詩からアメリカ絵画に研究対象を転じ、1993年に刊行された本書の原著『Mark Rothko: A Biography』は、抽象表現主義が席巻した時代の中心的画家のひとりであるマーク・ロスコの生涯と画業を見事に描き出した。木下哲夫翻訳者。1950年生まれ。京都大学卒業後、パリ第三大学英文科で学ぶ。C. トムキンズ『マルセル・デュシャン』(みすず書房)、ジョン・リチャードソン『ピカソ』(白水社)、『アイ・ウェイウェイ主義』(ブックエンド)など、美術書を中心に多数の翻訳を手がける。