新生児マス・スクリーニングの歴史 | 誠品線上

新生児マス・スクリーニングの歴史

作者 笹谷絵里/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 新生児マス・スクリーニングの歴史:自分の、相手の、遺伝情報を知ったとき……、子どもを、産んでほしい?産みたい?「新生児マス・スクリーニングとは、子どもを対象とした

內容簡介

內容簡介 自分の、相手の、遺伝情報を知ったとき……、子どもを、産んでほしい? 産みたい? 「新生児マス・スクリーニングとは、子どもを対象とした、その疾患の早期発見・早期治療を目的とする医療事業・制度であると、ひとまずはいえるかもしれません。また、新生児マス・スクリーニングについての従来からの一般的認識も、これと大きく違ったものではないでしょう。 しかし、この本では、この一般的認識に対して、疾患の遺伝子情報をもつ保因者である親を検出し特定する検査(遺伝学的検査)という視点から、新生児マス・スクリーニングの内実をあらためて考察します。 この遺伝学的検査という、いわば今までは影であった部分に照明をあてることによって、別の現実を、ほんのわずかかもしれませんが、追体験することができるのではないかと思っています――つまり、検査で子どもに疾患があると分かった場合、その親は、疾患の遺伝情報の保因者として、疾患をもつ子どもをふたたび産む「恐れ(リスク)のある」存在とみなされるという現実です。 新生児マス・スクリーニングの進展と普及は、子どもの検査とされながらも、同時に、親の遺伝情報の検査としても機能してきた歴史でもあります。その歩みの一端を、本書において、遺伝学的検査としての新生児マス・スクリーニングという視点から、少しでも明らかにできればと、そう強く思っています。」―― 本書の「序章」より。 自分の、相手の、遺伝情報を知ったとき……、子どもを、産んでほしい? 産みたい? この本は、子どもの検査とされながらも、親の遺伝情報の管理=出生防止としても機能してきた「新生児マス・スクリーニングの歴史」を、詳…

作者介紹

作者介紹 笹谷絵里1982年生まれ。博士(学術)。現在、花園大学社会福祉学部専任講師。専門は、小児保健、医療史、生命倫理。論文(単著)として、「新生児マス・スクリーニングに対する意識――出産女性の遺伝情報に対する語りから」(『Core Ethics』vol.14、2018年)、「都道府県及び指定都市の新生児マス・マススクリーニングの認識――タンデムマス質量分析計の導入と検出疾患の拡大に着目して」(『保健医療者社会学論集』、第30巻・第1号、2019年)ほか。

商品規格

書名 / 新生児マス・スクリーニングの歴史
作者 / 笹谷絵里 著;
簡介 / 新生児マス・スクリーニングの歴史:自分の、相手の、遺伝情報を知ったとき……、子どもを、産んでほしい?産みたい?「新生児マス・スクリーニングとは、子どもを対象とした
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784903127286
ISBN10 /
EAN / 9784903127286
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 364
重量(g) / 372.0
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 18.8X13.0X2.3CM