背高泡立草 | 誠品線上

背高泡立草

作者 古川真人/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 背高泡立草:【第162回芥川賞受賞作】草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。記憶と歴史が結びついた、著者新境地。大村奈美は、母の実家

內容簡介

內容簡介 【第162回 芥川賞受賞作】草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。記憶と歴史が結びついた、著者新境地。大村奈美は、母の実家・吉川家の納屋の草刈りをするために、母、伯母、従姉妹とともに福岡から長崎の島に向かう。吉川家には<古か家>と<新しい方の家>があるが、祖母が亡くなり、いずれも空き家になっていた。奈美は二つの家に関して、伯父や祖母の姉に話を聞く。吉川家は<新しい方の家>が建っている場所で戦前は酒屋をしていたが、戦中に統制が厳しくなって廃業し、満州に行く同じ集落の者から家を買って移り住んだという。それが<古か家>だった。島にはいつの時代も、海の向こうに出ていく者や、海からやってくる者があった。江戸時代には捕鯨が盛んで蝦夷でも漁をした者がおり、戦後には故郷の朝鮮に帰ろうとして船が難破し島の漁師に救助された人々がいた。時代が下って、カヌーに乗って鹿児島からやってきたという少年が現れたこともあった。草に埋もれた納屋を見ながら奈美は、吉川の者たちと二つの家に流れた時間、これから流れるだろう時間を思うのだった。【著者略歴】古川真人(ふるかわ・まこと)1988年福岡県福岡市生まれ。國學院大學文学部中退。2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー、同作で第156回芥川賞候補に。2017年、第2作「四時過ぎの船」で第157回芥川賞候補、第31回三島由紀夫賞候補、2019年、第4作「ラッコの家」で第161回芥川賞候補。2020年、第5作「背高泡立草」で第162回芥川賞受賞。 古川まこと フルカワマコト 古川誠 古川真 古河真人 古河誠 古河真 古川誠人 誠人 福岡 新潮新人賞 芥川賞 芥川賞候補 三島由紀夫 國學院 すばる 純文学 古川まさひと 古川まさと 古川雅人 古川 真人 九州 島 五島 満州 文芸

商品規格

書名 / 背高泡立草
作者 / 古川真人 著;
簡介 / 背高泡立草:【第162回芥川賞受賞作】草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。記憶と歴史が結びついた、著者新境地。大村奈美は、母の実家
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784087717105
ISBN10 /
EAN / 9784087717105
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 152
重量(g) / 305.0
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 19.5X13.9X1.7CM