桑原武夫と「第二芸術」 | 誠品線上

桑原武夫と「第二芸術」

作者 鈴木ひさし/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 桑原武夫と「第二芸術」:桑原武夫といえば、俳句に関わる人なら、すぐに「第二芸術」を思い浮かべる。彼の評論「第二芸術」を、同時代の俳人たちは真正面に受け止めた。こ

內容簡介

內容簡介 桑原武夫といえば、俳句に関わる人なら、すぐに「第二芸術」を思い浮かべる。彼の評論「第二芸術」を、同時代の俳人たちは真正面に受け止めた。この評論をめぐる論争が一つの結節点となり、俳句は新たに出発した。もし、『第二芸術』が書かれなかったとすれば、その後の俳人たちはどのような試みをしただろうか。 桑原武夫の没後30年以上が過ぎ、「第二芸術」の発表からは70年以上経った。今や「俳句用語」として整理されているかに見える「第二芸術」は、どのような文脈で書かれたのだろうか。 1946年発表の桑原武夫「第二芸術」を、もう一度書かれた時代と場所に置きなおし読み直す。 はじめに第一章 桑原武夫と時代 ―「第二芸術」まで第二章 戦前の桑原武夫の文章から ― スタイルとスティル 一「虚子の散文」 二 高浜虚子『新俳文』序文から 三 高浜虚子「S」、「其の男」、他 四「山岳紀行文について」(一九三四年八月) 五「ラシーヌへの道」 六「芸術家の実生活と作品」第三章 アラン『諸芸術の体系』の訳者、桑原武夫 一 アランについて 二 アラン『諸芸術の体系』の訳者桑原武夫 三 戦場で書かれた『諸芸術の体系』 四 『諸芸術の体系』の構成 五 『諸芸術の体系』の目的 六 『諸芸術の体系』第一巻、創造的想像力について 七 『諸芸術の体系』第三巻、詩と雄弁について 八 『諸芸術の体系』第十巻、散文について 九 アランの「スティル」(style)について 十 桑原武夫「第二芸術」とアラン第四章 デューイ『経験としての芸術』と桑原武夫 一 デューイについて 二 デューイとプラグマティズム 三 デューイと日本と中国 四 デューイの「経験」 五 デューイ『経験としての芸術』の「経験」 六 桑原武夫「第二芸術」の「経験」と「芸術」第五章 桑原武夫とI・A・リチャーズ 一 「第二芸術」論とリチャーズ 二 リチャーズ登場まで 三 リチャーズについて 四 『実践批評』について 五 リチャーズと「経験」第六章 桑原武夫「文学修業」と「日本現代小説の弱点」(一九四六年二月) 一「文学修業」(一九四六年二月) 二 桑原武夫「日本現代小説の弱点」(一九四六年二月)第七章 「俳人」桑原武夫と芭蕉 一 「第二芸術」(一九四六年)の中の芭蕉 二 桑原武夫「芭蕉について」(一九四七年) 三 「日本文化の世界的見直し」という観点第八章 鶴見俊輔と桑原武夫 一 鶴見俊輔の祖父後藤新平と父鶴見祐輔 二 鶴見俊輔(一九二二~二〇一五)について 三 桑原武夫と鶴見俊輔の出会い 四 鶴見俊輔の二つの文章 五 オグデンとリチャーズ、

商品規格

書名 / 桑原武夫と「第二芸術」
作者 / 鈴木ひさし 著;
簡介 / 桑原武夫と「第二芸術」:桑原武夫といえば、俳句に関わる人なら、すぐに「第二芸術」を思い浮かべる。彼の評論「第二芸術」を、同時代の俳人たちは真正面に受け止めた。こ
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784860373054
ISBN10 /
EAN / 9784860373054
誠品26碼 /
頁數 / 197
裝訂 / P:平裝
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 18.8X12.8X1.3CM

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