ダン・チャーナスアメリカの音楽ジャーナリスト、作家、教育者。ヒップホップ文化と音楽産業の歴史を専門とする研究者として知られる。
1990年代初頭からジャーナリストとして活動し、ザ・ソース誌をはじめとするヒップホップ雑誌、ニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙など多数の媒体に寄稿。レコード業界でもキャリアを築き、プロファイル・レコードのA&RとしてランDMCらの作品に携わった。
2010年、アメリカのヒップホップ史を音楽産業の視点から描いた『The Big Payback』(未邦訳)を刊行。現在は教育活動にも力を入れており、ニューヨーク大学の音楽ビジネス関連プログラムなどで教鞭を執るほか、講演や執筆を通じてヒップホップ文化研究の発信を続けている。吉田雅史1975年生まれ。批評家、ビートメイカー、MC。ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾第1期総代。
著書に『アンビバレント・ヒップホップ』(2025年)、『ラップは何を映しているのか』(2017年、大和田俊之、磯部涼との共著)、『最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇』(2024年、荘子itとの共著)、訳書にジョーダン・ファーガソン『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』(2018年)、ウィル・ヘイグル『マッドヴィランの嘘と真実』(2025年、梶本麻須久との共訳)。ヒップホップ・コレクティヴ「口頭遊民ダコタ」主宰。ビートメイカーとしてMeiso『轆轤』(2017年)プロデュース、OMSBのEP『HEAVEN』(2021年)、『喜哀』(2023年)へ参加など。己斐裕一1987年生まれ。東京大学総合文化研究科で修士課程を修了後、文部科学省の外郭団体やコンサルティングファームでの勤務を経て、現在は事業会社にてマネジメントに従事。長年、IR関連の報告書執筆や国際会議での通訳など、ビジネスおよび学術の現場で英語実務を担う。いっぽうでベース奏者としても元・梅田サイファーのtellaらと共作し、ジャズ、R&B、ヒップホップを中心としたブラックミュージックに幅広い関心を有する。ビジネス、アカデミア、そして音楽現場を往還するキャリアを背景に、緻密かつグルーヴ感のある翻訳を目指す。本書が初の訳書。
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