作者介紹
作者介紹 ロラン・バルト1915-1980。フランスのシェルブールに生まれ、幼年時代をスペイン国境に近いバイヨンヌに過す。パリ大学で古代ギリシア文学を学び、学生の古代劇グループを組織、結核のため1941年から5年間、スイスで療養生活を送りつつ、初めて文芸批評を執筆する。戦後はブカレストで図書館勤務、アレクサンドリアでフランス語の講師。帰国後、国立科学研究センター研究員、1954年に最初の成果『零度のエクリチュール』を発表。その後、高等研究員教授を経て、1977年からコレージュ・ド・フランス教授。1975年に彼自身が分類した位相によれば、(1)サルトル、マルクス、ブレヒトの読解をつうじて生まれた演劇論、『現代社会の神話(ミトロジー)』、(2)ソシュールの読解をつうじて生まれた『記号学の原理』『モードの体系』、(3)ソレルス、クリテヴァ、デリダ、ラカンの読解をつうじて生まれた『S Z』『サド、フーリエ、ロヨラ』『記号の国』、(4)ニーチェの読解をつうじて生まれた『テクストの楽しみ』『彼自身によるロラン・バルト』などの著作がある。そして『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』を出版。鈴村和成(すずむら・かずなり)1944年生まれ。東京大学フランス文学科修了。横浜市立大学名誉教授。著書:『ランボー叙説』『ランボーのスティーマー・ポイント』『境界の思考』『バルト テクストの快楽』『ランボー、砂漠を行く』『ヴェネツィアでプルーストを読む』『ランボーとアフリカの8枚の写真』『テロの文学史』『三島SM谷崎』ほか多数。翻訳:『ランボー全集 個人新訳』ほか多数。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。