作者介紹
作者介紹 ラッファエーレ・ペッタッツォーニRaffaele Pettazzon1883年、イタリア・ボローニャ郊外のサン・ジョヴァンニ・イン・ペルシチェート生まれ。ボローニャ大学、イタリア考古学学校で考古学の研鑽を積む。ローマの先史・民族誌博物館、ローマ・ラ・サピエンツァ大学勤務などを経て、1923年、ローマ・ラ・サピエンツァ大学に新設された宗教史学講座の初代教官に就任。歴史主義に基づき宗教事象の歴史的コンテクストを重視する研究を行ない、宗教史学ローマ学派を確立。第二次大戦後は同時代のイタリアにも目を向け、宗教的マイノリティの権利擁護活動を行なった。1950年、国際宗教学宗教史学会会長就任。1959年没。主著に、『サルデーニャの原始宗教』(1912年)、『秘儀』(1924年)、『神の全知』(1955年。本書『神の全知――原始宗教における最高存在』はその最終形にあたる)など。江川純一江川純一東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター特任研究員。専門はイタリア宗教思想、宗教学宗教史学学問史。主な著書に『イタリア宗教史学の誕生――ペッタッツォーニの宗教思想とその歴史的背景』(勁草書房)、『「呪術」の呪縛』上・下(共編著、リトン)、主な翻訳書にM・モース『贈与論』(共訳、ちくま学芸文庫)、J・リース『宗教の起源』(監修、国書刊行会)など。