內容簡介
內容簡介 ドンと来いシリーズ第3弾。 ドイツ語を普段着に~その変わらぬ思いで「機能動詞」(ドイツ語文法・語法)とそれに纏わるエピソードを漫談調で語る ドイツ語熟語の難所中の難所「機能動詞」。ドイツ語習得の必須語法でありながら、動詞が名詞になってしまった時にどの動詞を補うのか? そのセッティングが想像以上に難しい。紆余曲折の末に正規採用のお呼びが掛かった動詞、即ち、53機能動詞が織り成す275機能動詞構造(日本の参考書等文献中で最多)。「ここはお任せあれ」と『ドンと来い分離動詞』作者が、例によって楽しく分かり易く、覚えたら忘れない、パンチの効いた型破りな参考書に仕立て上げました。 今回、機能動詞構造を特に取り上げた動機の一つは、ドイツ語検定合格には欠かせない語法なのに他の動詞と混同し易く、しかも覚え難いことでは他の語法に引けを取らず自分も苦労したこと。辞書類には単に結論としての訳があるだけで、何故そういうセット(機能動詞構造)になったのかの解説がないのもその一因でしょう。既存の教科書、参考書も同様で、機能動詞それぞれには特段の注もなく並んで紹介されているのが常です。新聞雑誌に限らず報告書、申請書など会社や役所関係の文書は、機能動詞構造を代表に名詞構文が多用される書き言葉。だからこそドイツ語検定試験に必出なのですし、プライベートなメールも含め、文章をきちんと品良く書くためにも機能動詞構造は欠かせません。この本では、その構成・構造を分解し、掘り下げ、最後に合体する作業を読者と一緒にして行きます。出来上がったものの丸暗記ではなく、その作業工程を筆者と共有することで、機能動詞構造の成り立ちの根拠、構成の妙、そして新たな語意が生まれる景色がはっきり見えて来ます。だからこそ理解が容易になり、覚えたら忘れないのです。 とは言え、固い文法・語法解説書には決してならないのが言語学者の看板を背負わない筆者の気楽さで、ユーモア・風刺で解説を包み、果てはドイツの裏事情に至るまでバラエティ仕立てで、読んで楽しいのがこの本の最大の長所。同時に、機能動詞の因数分解・連立方程式風解体・再築作業は、読者・著者が一緒に解いて行く推理小説でもあります。バラエティと推理、この両者の相乗効果は確かな記憶を保証するための最良の手段。その効用・効率は「類書を見ない」と称された既刊「ドンと来い分離動詞」2巻で証明済みでありまして。「笑顔で覚え、歩留まり100%」看板に偽りなし。 「類書を見ない」と称された「どんと来い分離動詞」。シリーズ第3弾の本書は益々賑やかに、切れ良い筆致でドイツ語の難所を捌く。