內容簡介
內容簡介 近年、生成文法に基づく第二言語習得研究では多くの興味深い研究が発表されてきた。その成果を活かし、主語・非対格・受動を中心に、日本語母語話者の英語を解き明かす。私たちのもつ言語知識がいかに素晴らしいか、きっと新しい発見があるだろう。■まえがきより第二言語習得研究は、学習者のもつ第二言語・外国語の知識およびその習得のしくみを明らかにすることを目的とした研究領域である。その中でも、言語学および心理言語学の知見に基づいて、この目標を達成しようとする研究領域の1つ、生成文法に基づく第二言語習得研究(Generative Approaches to Second Language Acquisition: GenSLA)では、近年、多くの興味深い研究成果が発表されてきた。本書はその入門書である。お読みいただければわかるように、ここで扱う内容はGenSLAに分類できるものの、生成文法のうちミニマリスト・プログラムを基盤として、矛盾のない形で機能的なアプローチや語彙意味論も取り込んで、第二言語としての言語知識を記述・説明しようとしている。(中略)本書は、英語や日本語を含む外国語教育に携わる皆さんにぜひご一読いただきたい。私たちのもつ言語知識の素晴らしさが多少なりとも見えてきて、それが少しでも皆さんの教育への貢献・実践の後押しになれば幸いである。 近年、生成文法に基づく第二言語習得研究では多くの興味深い研究が発表されてきた。その成果から、日本語母語話者の英語を解き明かす
作者介紹
作者介紹 若林茂則"若林茂則(わかばやし しげのり)中央大学文学部教授ケンブリッジ大学(Ph.D., M. Phil.)エセックス大学(M.A.)。応用言語学、特に第二言語学習者の形態統語知識の解明・モデル化を専門としている。日本第二言語習得学会(J-SLA)元会長、設立時事務局長。日本英語学会評議員。中央大学元副学長、元評議員。著書多数。Linguistic Approaches to Bilingualism, Journal of Second Language Studiesの編集委員を務め、Second Language Researchなどでの研究発表も多い。現在、中央大学とケンブリッジ大学の共同研究などでも中心的役割を果たしている。また一般社団法人ことばのまなび工房(WILL)の代表理事として、国際協働オンライン双方向授業(SMILEプロジェクト)の運営をはじめ、日本およびアジアにおける英語教育について新たなアイデア発信と実践サポートを行っている。"