內容簡介
內容簡介 手足を失った兵士は英雄となったが、顔を失った兵士は、醜い外見に寛容でなかった社会にとって怪物となった。塹壕の殺戮からの長くつらい回復過程と形成外科の創生期に奮闘した医師の実話。戦争の現実と一縷の希望を描くヒューマン・ノンフィクション!ニューヨークタイムズベストセラー ガーディアン紙 年間ベストブック◎目次はじめに――「醜いもの」 第一章 バレリーナのお尻 第二章 シルヴァーゴースト 第三章 特別な任務 第四章 奇妙な新しい芸術 第五章 恐怖の部屋 第六章 鏡のない病棟 第七章 ブリキの鼻と鋼の心 第八章 奇跡の仕事人 第九章 青いベンチに座る青年たち 第一〇章 パーシー 第一一章 英雄の失敗 第一二章 困難をものともせず 第一三章 輝くもの必ずしも金ならず おわりに――道を拓ひらく 戦闘で顔が壊れた兵士たちの身体的・精神的・社会的な回復に尽力した外科医師、ギリーズ。彼の奮闘と工夫を描くノンフィクション。
作者介紹
作者介紹 リンジー・フィッツハリス【著者】リンジー・フィッツハリスLindsey Fitzharris ニューヨーク・タイムズのベストセラー作家で医学史家。オックスフォード大学で科学医学史の博士号を取得。著書The Butchering Art: Joseph Lister’s Quest to Transform the Grisly World of Victorian Medicine(『ヴィクトリア朝医療の歴史――外科医ジョゼフ・リスターと歴史を変えた治療法』原書房、2021年)はPEN E.O.ウィルソン・リテラリー・サイエンス・ライティング・アワードなど多くの権威ある賞を受賞し、現在、20の言語に翻訳されている。スミソニアン・チャンネルのTVドキュメンタリーシリーズ『The Curious Life and Death of . . .』のプレゼンターを務める。『ウォール・ストリート・ジャーナル』『サイエンティフィック・アメリカン』『ガーディアン』『ランセット』『ニュー・サイエンティスト』に定期的に寄稿。西川美樹【訳者】西川 美樹(にしかわ・みき)翻訳家。東京女子大学文理学部英米文学科卒。訳書にロバーツ『兵士とセックス』(共訳、明石書店、2015年)、バスコム『ヒトラーの原爆開発を阻止せよ!』(亜紀書房、2017年)、ウィットマン『ヒトラーのモデルはアメリカだった』(みすず書房、2018年)、サカモト『黒い雨に撃たれて』(共訳、慶應義塾大学出版会、2020年)、ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』(みすず書房、2021年)、ブラック『弱者に仕掛けた戦争』(共訳、人文書院、2022年)エブナー『ゴーイング・ダーク』(左右社、2022年)、『ゴーイング・メインストリーム』(左右社、2024年)ほか。北村陽子【解説】北村 陽子(きたむら・ようこ)東京大学大学院人文社会系研究科准教授。著書に『戦争障害者の社会史』(名古屋大学出版会、2021 年)、『職業教育とジェンダーの比較社会史』(編著、昭和堂、2025年)。論文に「戦争障害者の社会復帰と男性性」(『ジェンダー研究』第25 号、2023 年)など。訳書にタラ・ザーラ『失われた子どもたち』(監訳、みすず書房、2019 年)ほか。