內容簡介
內容簡介 言語人類学の視座から第二言語教育の根幹ともいえる「言語とは何か」「能力とは何か」「学習とは何か」などといった問いに取り組み、それが第二言語教育の研究にいかなる理論的・実践的示唆をもたらし得るのかを明らかにする。■「序論」より本書は、第二言語の教育と学習を、コンテクストに根ざした言語使用(language use)という社会的実践として理解する新たな理論的視座──社会記号論系言語人類学を基盤とする「コミュニケーション論」──を提示し、その意義と可能性を示すことによって、第二言語の教育・学習に関する研究の新たな道筋を示すことを目的とするものである。本書の出発点には、近年の日本語教育研究に対する問題意識がある。したがって、本書における議論の多くは、第二言語としての日本語の教育・学習に関する問題を中心に展開されている。しかし、本書のねらいは、日本語という個別言語の教育・学習の問題にとどまるものではない。むしろ、そうした具体的な検討を通して、人が言語を教える 学ぶとはいかなることであるかを再考し、それを適切に理解するための新たな視点を提示することにある。 言語人類学の視座から、第二言語教育の根幹ともいえる「言語と何か」「能力とは何か」「学習とは何か」などといった問いに取り組む
作者介紹
作者介紹 李址遠李 址遠(い じうぉん)韓国出身。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了。博士(日本語教育学)。専門は言語教育学,言語人類学。法政大学,大阪教育大学を経て,現在,お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科講師。著書に『はじめてのレポート作成トレーニング』(共著、くろしお出版 2024)。主な論文として,「移動の語りと自己アイデンティティ―空間・時間・人間像のクロノトポス的表象に注目して―」(『社会言語科学』26巻1号、同論文にて、2025年社会言語科学会第24回 徳川宗賢賞萌芽賞)。