內容簡介
內容簡介 探究的な思考プロセスで、「読むこと」をもっと面白く!本書の概要 青木伸生先生の提唱する「フレームリーディング」という読みの手法が、子どもを起点とした個別最適な学びをつくるために有効であることは、これまでも具体的な授業実践とともに提案してきました。今回は、思考のフレームを駆使した「探究的な学び」を実現するフレームリーディングについて改めて整理し、令和6年度版教科書教材16本で実践しています。「読むこと」の授業がもっと面白くなる、最新のフレームリーディングの国語授業を提案します。本書からわかること 青木先生は、フレームリーディングを以下のように定義しています。―自分のもっているフレーム(目のつけどころ)を生かしつつ、そのフレームを更新したり、新たなフレームを獲得したりしながら文章のつながりをとらえる読みの手法 ここで大切にしたいのは、「子どもが、自分の力で文章を読み解くことができるように、目のつけどころをもたせていく」という発想です。子ども自身が「読めた」「分かった」という実感をもち、「好き」「楽しい」を増やすことが次の学びへつながる。この「もっと学びたい」と生涯にわたって学び続ける力の基礎を育むことこそ、これからの国語科授業で目指すところなのではないでしょうか。 【俯瞰―分析・焦点化-統合】と【仮説-検証―再構築】の2つの思考プロセスと、子どもがこれまで獲得してきた「読むこと」における目のつけどころをかけ合わせる。つまり、子どもが探究的な思考のプロセスをフレームとして身につければ、その思考過程を駆使して、論理的に考えて課題解決したり、自分のこだわりについて追及したりすることができるようになります。この学習活動そのものが「探究的な学び」であると言えます。 フレームリーディングでつくる授業の具体はⅡ章で紹介しています。単元構想や発問の工夫、学習材ごとに活用したいフレームや、板書計画例、個別最適な学びのアウトプットなど、明日からの授業に取り入れたい工夫を丁寧に解説しています。 これと合わせて、物語・説明文でそれぞれ整理した「読むための12のフレーム表」や、学年ごとに学習材をフレームと作品構造で仲間分けした「分類系統表」などを参考に、日々の授業づくりのヒントを得ていただけるとうれしいです。こんな先生におすすめ・小学校国語科の授業づくりに悩む先生・「読むこと」の授業を工夫したいと思っている先生・フレームリーディングの国語授業を学びたい先生 探究的な思考プロセスで、「読むこと」をもっと面白く!最新のフレームリーディングの国語授業を提案します。
作者介紹
作者介紹 青木伸生1965年、千葉県船橋市生まれ。東京学芸大学を卒業後、東京都公立小学校教諭・筑波大学附属小学校教諭を経て、現在、昭和学院小学校校長。全国国語授業研究会会長、日本国語教育学会常任理事、教育出版小学校国語教科書編集委員なども務める。著書に『フレームリーディングでつくる国語の授業』(2013年・東洋館出版社)、『教科書新教材「フレームリーディング」でつくる国語の授業』(2015年・東洋館出版社)、『小学校国語 説明文 物語文の授業技術大全』(2019年・明治図書)『10分で読める物語』(2020年・学研プラス)、『個別最適な学びに生きる フレームリーディングの国語授業』(2021年・東洋館出版社)他、多数。【2025年7月現在】