美しくない青春 | 誠品線上

美しくない青春

作者 小手鞠るい/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 美しくない青春:,11歳になったその年、戦争が始まった――美しい時間、美しい言葉、愛する者たちを、戦争は容赦なく、うばっていく。それでも彼女は、心の中の「美しいも

內容簡介

內容簡介 11歳になったその年、戦争が始まった――美しい時間、美しい言葉、愛する者たちを、戦争は容赦なく、うばっていく。それでも彼女は、心の中の「美しいもの」を守りつづけた。詩に思いをきざみ、未来へつなごうとした。〈あらすじ〉物語は、ある女性が日本から届いた段ボール箱をひもとくことから始まる。中に入っていたのは、名もなき女性詩人の青春の思い出の数かずだった――「誰からも愛されますように」という母親の願いのとおり、立花ミモザはみなに好かれ、自由で、めぐまれた少女時代をすごしていた。しかし、ミモザの日常は、しだいに戦争の影におおわれていく。昼はもんぺ姿で農作業、夜は大好きな読書もままならず、空襲におびえる日々。父親は家族に暴力を振るうようになり、ミモザの「美しいもの」は、次々に汚され、うばわれていく。詩人になりたい、無念なこの思いのたけを、わたしは詩に書きたい――戦争の時代にあっても、心の中の美しさを守りとおした少女の青春の記憶。著者が敬愛する詩人・茨木のり子さんへのオマージュを込めて描いた、「詩人」と「戦争」の物語。 11歳になったその年、戦争がはじまった――。言葉も自由も未来さえも戦争に塗りつぶされた、名もない女性詩人の青春の記憶。

作者介紹

作者介紹 小手鞠るい作 小手鞠るい(こでまり・るい)1956年、岡山県備前市生まれ。同志社大学法学部卒業。1992年からニューヨーク州在住。中学生のとき、やなせたかしの詩集に出会い、詩作を始める。二十代のとき、やなせたかしが編集長を務める雑誌「詩とメルヘン」に詩を初投稿し、初入選・初掲載を経て、1982年に詩集『愛する人にうたいたい』(川滝かおり名義・サンリオ刊)を刊行。以後、今日まで、小説、児童書、エッセイ、ノンフィクションなど、ジャンルを越え、幅広い世代に向けて作品を書いている。

商品規格

書名 / 美しくない青春
作者 / 小手鞠るい 著;
簡介 / 美しくない青春:,11歳になったその年、戦争が始まった――美しい時間、美しい言葉、愛する者たちを、戦争は容赦なく、うばっていく。それでも彼女は、心の中の「美しいも
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784378015705
ISBN10 /
EAN / 9784378015705
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 192
重量(g) / 300.0
語言 / 4:日文
級別 / R:限
尺寸 / 19.4X13.8X1.8CM
尺寸 / 19.5X13.6X1.8CM