內容簡介
內容簡介 なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? なぜ国際社会は、戦争を防ぐことができなかったのか? ロシア研究の第一人者が、世界秩序のゆくえを論じる。2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、すでに3年以上続く戦争となった。2025年1月に誕生したアメリカのドナルド・トランプ政権は停戦へ向けた交渉を進めるが、その先行きは依然として不透明である。この戦争の本質を理解するには、ロシアが置かれている軍事的・経済的な状況だけではなく、多くのロシア人がもつ宗教観・民族観、さらには「グローバルサウスの台頭」や「パクス・アメリカーナの終焉」の影響を知る必要がある。ロシア研究の第一人者が、ウクライナ戦争後の世界秩序のゆくえと、新たな「文明の衝突」の核心に迫る。目次より序 章 終わりが見えてきたウクライナ戦争第一章 ウクライナ戦争はなぜ起きたのか?第二章 ウクライナから見た戦争第三章 ロシアの論理第四章 冷戦終焉再考第五章 分裂する文明・ウクライナ戦争の展望第六章 グローバルサウスの台頭とパクス・アメリカーナの終焉第七章 トランプ停戦から新世界へ(プロフィール)下斗米伸夫(しもとまい・のぶお)政治学者。法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授。専攻はロシア・CIS政治史。1948年生まれ。71年に東京大学法学部卒業、78年に東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。1988年から2019年まで法政大学法学部教授。19年より同大学名誉教授。『プーチンはアジアをめざす』(NHK出版新書)、『新危機の20年』(朝日選書)、『ソ連を崩壊させた男、エリツィン』(作品社)、『プーチン戦争の論理』(インターナショナル新書)など著書多数。