內容簡介
內容簡介 粛清と情報統制、個人崇拝で頂点に昇りつめた習近平。その実像と中国権力構造の内幕を暴いた衝撃の書!習近平は1953年の北京で特権階級に生まれた。青年期に文化大革命で下放されるが、その過酷な境遇から這いあがって共産党に入党、幾多の謀略、粛清、権力闘争を生き抜いて党内の階梯を昇っていく。福建省、浙江省、上海市のトップを経て、2012年に共産党総書記、13年に中国国家主席、そして終身統治の地位に。その権力掌握の過程で「反腐敗闘争」として政治局や人民解放軍の政敵を粛清、情報統制を強化し、言論の自由を制限する一方、監視社会を構築、絶対権力の「共産党・中国政府・人民解放軍」の三権を掌握する。さらに、それまでの集団指導体制から、毛沢東後唯一の独裁体制を確立する。本書は生誕から現在に至る全過程をたどり、いま強権の頂点にありながら危うさを抱える「紅い皇帝」の全貌に肉薄する。現代中国を理解するための必読書!
作者介紹
作者介紹 マイケル・シェリダンマイケル・シェリダン1989年6月に香港と中国から最初のレポートを送り、その後は『サンデー・タイムズ』紙の極東特派員を20年間続け、中国の興隆、1997年の香港返還と香港民主化運動を報じた。それ以前にはロイター通信、ITN、『インディペンデント』紙などで、中東の戦争、国際外交とヨーロッパの政治などを、ローマ、ベイルート、エルサレムを拠点に報道した。『スペクテイター』、『タブレット』、『ヴァニティフェア』、香港の『信報財經新聞』などにも寄稿している。2021年に香港の歴史を批判的に描いた『The Gate to China』を出版した。田口未和田口 未和(たぐち・みわ)上智大学外国語学部卒。新聞社勤務を経て翻訳業に就く。主な訳書に『中国の「一帯一路」構想の真相』『国旗で知る国際情勢』(以上、原書房)、『神と銃のアメリカ極右テロリズム』(みすず書房)、『デジタルフォトグラフィ』(ガイアブックス)など。