內容簡介
內容簡介 【概要】 1995年に公開されたピクサーの『トイ・ストーリー』。世界初の長編フルCGアニメーションとしてアニメーション史におけるその功績は、ディズニーの『白雪姫』に匹敵するとしても過言ではない。『トイ・ストーリー』はその後シリーズ化され、どの作品も驚異的なヒットを記録した。今や、世界でもっとも愛されている映画シリーズのひとつである。また、続編のなかでも、つねに最新のアニメーション技術が試されてきた。このシリーズの歴史をたどることは、現代アニメーションの変遷をたどることと同義である。 「トイ・ストーリー」の価値は、アニメーション史における達成だけにとどまらない。「トイ・ストーリー」はアメリカ文化が生み出した作品としても第一級である。子ども向けと勘違いされがちだが、子どもの成長を見守るオモチャの物語は、むしろ親の視点から作られている。誰かに自分の地位を奪われる挫折経験といった、ほろ苦い、しかし心を打つテーマもある。「トイ・ストーリー」は就学前の子どもですら楽しめると同時に、大人こそが深く味わえる作品であり、そこが無理なく両立しているところに画期性がある。 さらに重要なのは、「トイ・ストーリー」はオモチャの物語であると同時に、アメリカの物語でもあるということである。主人公はアメリカの象徴であるカウボーイ。このカウボーイ(ウッディ)が繰り広げる冒険には、アメリカの歴史が重ねられている。 本書は本邦初の「トイ・ストーリー」論であり、講義形式でこれまでに公開された全長編の魅力を余すところなく伝える内容。【目次】はじめに第1部 最初の3部作第1章 『トイ・ストーリー』――飛べないオモチャもすぐれたオモチャ第2章 『トイ・ストーリー2』――ウッディの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」第3章 ピクサーの軌跡1――『バグズ・ライフ』から『カールじいさんの空飛ぶ家』まで第4章 『トイ・ストーリー3』――シリーズ最高のエンディングの理由第2部 その後の「トイ・ストーリー」とピクサー第5章 ピクサーの軌跡2――『カーズ2』から『インクレディブル・ファミリー』まで第6章 『トイ・ストーリー4』――過去作との別れと新たなる出発第7章 ピクサーの軌跡3――『2分の1の魔法』から『インサイド・ヘッド2』までコラムディズニー? ピクサー? 「トイ・ストーリー」の英語「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のエド・キャットマルと宇宙ピクサーは照明がすごいラセター事件とその余波「トイ・ストーリー」の短編「トイ・ストーリー」から「バービー」へ参考資料&ブックガイドあとがき 2025年にシリーズ30周年、26年には最新作が控える「トイ・ストーリー」。本邦初のトイ・ストーリー論がついに登場!
作者介紹
作者介紹 川本徹1983年広島市生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員DC1および同振興会特別研究員PDを経て、名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授。専門はアメリカ映像文化史。単著に『フロンティアをこえて――ニュー・ウェスタン映画論』(森話社)、『荒野のオデュッセイア――西部劇映画論』(みすず書房)、共著に『アメリカ映画史入門』『アメリカ文学と映画』(いずれも三修社)、『映画史の論点――映画の〈内〉と〈外〉をめぐって』『よくわかるアメリカ文化史』『交錯する映画――アニメ・映画・文学』『映画の身体論』(いずれもミネルヴァ書房)、『アメリカン・ロードの物語学』(金星堂)などがある。