內容簡介
內容簡介 見慣れた道、見知らぬ恐怖。東京から大阪まで、東西を結ぶ日本の動脈・国道1号。この道は、古の東海道を受け継ぎ、時代を超えて人々の恐怖を映し出す。東京・日比谷公園の噴水から這い出る黒い塊。神奈川・鶴見に出没する謎の“猿”。静岡の海岸沿いに眠る首塚の祟り。愛知の神社に伝わる禁忌。三重・1号線沿いの忌まわしい事故物件。滋賀・琵琶湖に沈む数々の事件。京都・市内で忽然と消えた道。大阪・淀川の河川敷に埋められた闇――。恐怖は、確かにこの国道に息づいている。道を辿るごとに、異形があなたの日常を侵食する。気鋭の怪談作家たちが紡ぐ、戦慄の書き下ろし実話怪談集。 通る者すべてを呑み込む実話怪談アンソロジー。
作者介紹
作者介紹 吉田悠軌怪談研究家。1980年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、ライター・編集活動を開始。怪談サークル「とうもろこしの会」会長をつとめ、オカルトや怪談の研究をライフワークに。テレビ番組「クレイジージャーニー」では日本の禁足地や世界各国の儀式を案内するほか、各メディアで活動中。著書に「一行怪談」シリーズ、『現代怪談考』、『ジャパン・ホラーの現在地』、『教養としての最恐怪談 古事記からTikTokまで』など。黒木あるじ1976年、青森県生まれ。現在は山形県在住。2009年に第1回『幽』怪談実話コンテスト・ブンまわし賞を受賞。著書に「無惨百物語」シリーズ、「全国怪談 オトリヨセ」シリーズ、『春のたましい 神祓いの記』など。