內容簡介
內容簡介 万博・五輪・宇宙開発・原子力……、「昭和」という亡霊はいつまで僕らを呪縛し続けるのか?セビリア、ミラノなど世界の万博跡地から見えてきた2025年大阪万博問題とは?1964年東京五輪がなければ、高度成長はしていなかったのか?種子島・宇宙基地、米・核実験博物館、独・原発跡地遊園地から見えてきた「近代」とは?古市憲寿が「昭和の夢」の跡を歩きながら考えたこと――。【目次】1章 昭和100年の万博万博の聖なる「一回性」 セビリアの廃墟 1992 ハノーファーの虚無 2000 ミラノの埼玉 2015 みゃくみゃくの大阪 20252章 それでも人類は宇宙を目指す砂漠で見つけた懐かしい未来 アポロという熱狂の時代 いつも20年先にある未来 宇宙は軍事に乗っ取られるのか? 「昭和」の申し子 イーロン・マスク3章 東京オリンピック 大冒険の終わり 首都高・モノレール・新幹線 もし東京オリンピックがなかったら 呪いの2021年オリンピック幕間 戦後100年遠くなる20世紀 東京オリンピック後の日本社会 「幸福」な階級社会4章 近代が夢見たユートピアそうだウェストファリア行こう 廃墟になったあの未来 夢見た未来とは違っても5章 「昭和」は終わらない権威主義国家とメガイベント ドバイで見つけた未来 未来予測はなぜ外れるのか? 幸福な平成時代 昭和100年 万博、五輪、宇宙に夢を託した昭和。世界の万博跡地、原発遊園地、核実験博物館など近代の夢の跡を辿り、終わらない昭和を考える一冊