しゅうまつのやわらかな、 | 誠品線上

しゅうまつのやわらかな、

作者 浅井音楽/作;つくみず/画;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 しゅうまつのやわらかな、:,忘却と喪失。停滞と安寧。異端の言語感覚で綴られる、過ぎ去った日々の心象。随筆。小説。詩。日記。変幻自在に境界を超える筆致が織りなす待

內容簡介

內容簡介 忘却と喪失。停滞と安寧。異端の言語感覚で綴られる、過ぎ去った日々の心象。随筆。小説。詩。日記。変幻自在に境界を超える筆致が織りなす待望の随想集。装画:つくみず装丁:名久井直子――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――小さなころの夢は石になることで、いま夢みるのも石になること。もの言わず、もったりと、ただそこにあるだけのものでありたい。水と風に磨かれて、つやつやしたからだにひかりを溜めていたい。ときどき拾われて、飾られたり投げられたりするのも、悪くない。むきだしのみじめさを武器にも鎧にもしないで、そこにありたい。『石の日』より……きっと、何者にもなれない。そんな言葉を聞いて、煮物にもなれない、と思った。何者にもなれない、という十の音のつらなりは、その九つを煮物にもなれないが占める。『煮物にもなれない』よりことばはすべて、こころの翻訳だから、決して明かされない秘密を持っている。ちょうど湖の水を手にすくいとったとき、手の中の水はもう湖ではないように、そんなふうにしかことばをあつかうことはできないのだと、しずかにあきらめている。『コンサバ』より深淵をのぞくとき深淵もまたひとりぼっち。しーん。えーん。『めそめそメソッド』より神は細部に宿るのではなく、細部を見つめる視線に宿る。それか、細部にすました耳に。こまやかさをこぼさないよう、ふるえる手つきの中に。『ゴッホとズボン』より―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―鮮明に思い出せることほど、ほんとうは忘れられたことなのかもしれない。

作者介紹

作者介紹 浅井音楽臨床心理士。つくみず漫画家・イラストレーター。

商品規格

書名 / しゅうまつのやわらかな、
作者 / 浅井音楽 作;つくみず 画;
簡介 / しゅうまつのやわらかな、:,忘却と喪失。停滞と安寧。異端の言語感覚で綴られる、過ぎ去った日々の心象。随筆。小説。詩。日記。変幻自在に境界を超える筆致が織りなす待
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784046067982
ISBN10 /
EAN / 9784046067982
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
尺寸 / 18.8X12.8X1.5CM
頁數 / 224
語言 / 4:日文
級別 / N:無

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