內容簡介
內容簡介 人間にとって言葉とは何か、短歌が具えている日本語の生理とはどういうものか、著者は短歌に興味を持った当初から半世紀に渡り考え続けて来た。その解決できない問いに、短歌の鑑賞をとおして正面から向き合い、今日までの思いを綴った一書。月刊誌「短歌研究」2017年1月号から年2019年6月号までの28回にわたる連載に加え、巻末に「短歌における「われ」の問題」を併収した。「和文脈を追いかけて」という試みは短歌を詠むという営みを通して、日本語という言語の〈生理〉がいかに豊饒な可能性を蔵しているかを体得させてくれる。──池上嘉彦(帯より) 人間にとって言葉とはなにか? 短歌の言葉とは? 月刊誌「短歌研究」での28回にわたる連載を纏めた渾身の一冊。
作者介紹
作者介紹 今井恵子【今井恵子略歴】1952年東京都生まれ。現在、埼玉県鴻巣市在住1973年早稲田大学在学中に「まひる野」に入会して作歌を始める現在、「まひる野」の選歌・運営委員歌集『分散和音』(1984 不識書院)『ヘルガの裸身』(1992 花神社)『白昼』(1996 砂子屋書房)『渇水期』(2005 砂子屋書房)『やわらかに曇る冬の日』(2012 北冬舎)『運ぶ眼、運ばれる眼』(2022 現代短歌社)歌書『富小路禎子の歌』(1996 雁書館)『ふくらむ言葉』(2022 砂子屋書房)編著『樋口一葉和歌集』(2005 筑摩書房)2008年「求められる言葉」にて第26回現代短歌評論賞受賞2023年『運ぶ眼、運ばれる眼』にて第9回佐藤佐太郎賞受賞