內容簡介
內容簡介 佐藤 優 氏、推薦!「ローマ史の中に人間の英知のすべてが詰まっていることがよくわかる。」ローマは、なぜ帝国になれたのか。そして、なぜ滅んだのか。世界史を理解する上での座標軸となるローマ史を、第一人者が語り尽くす。建国時の混乱、強敵との戦い、国家の再建、跡継ぎ問題、異民族の侵入、文明の変質……。長きにわたって生き延び、ありとあらゆることを経験したローマの歴史は、混迷する今の世界を考える上での羅針盤となる。ローマ史はもちろん、世界史や現代社会の理解をより深めることにもつながる一冊。今、世界で古代末期のローマと同じようなことが起きている。【目次】●なぜ、ローマは世界帝国へと発展したのか●勝者の混迷、カエサルという経験●「世界帝国ローマ」の平和と失われた遺風●ローマは、なぜ滅びたのか※本書は、2018年3月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品を加筆・修正し、文庫化したものです。 ローマは、なぜ世界帝国になれたのか。繁栄が続くと、なぜ人は退廃するのか。古代ローマ史研究の第一人者が、新しい読み方を語る。
作者介紹
作者介紹 本村凌二東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県に生まれる。1973年、一橋大学社会学部卒業。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、2014年4月から2018年3月まで早稲田大学国際教養学部特任教授。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著書に『多神教と一神教』(岩波新書)、『ローマ帝国 人物列伝』(祥伝社新書)、『競馬の世界史』『世界史の叡智』(以上、中公新書)、『愛欲のローマ史』『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』(以上、講談社学術文庫)などがある。