內容簡介
內容簡介 本書はグリム童話を原文ドイツ語で読んでみたいと思う方々のために編まれました。「ドイツ語の語彙力や文法力をつけたいという語学的向上心と,メルヒェンの成り立ちや背景に触れながら歴史や文化を学びたいという知的探求心の両方を満たすべく,①ドイツ語原文テクストと,それを読むのに必要な②語彙パート,知って得する③雑学パートを見開き頁に配しました。和訳テクストは存在しませんが,①②③を照らし合わせながら読み進めると,自分自身で翻訳することができます。」 ~ 「はじめに」より抜粋「グリム童話の原典には,今となっては古めかしい言い回しや方言,今のドイツ語とは異なるつづりの単語が頻出します。本書ではそのあたりも詳しく解説し,「ドイツ語新正書法」改訂との関連で,「現在では分離動詞としても用いられる」といった説明や,giengは「現在ではgingとつづる」,todtは「現在ではtotとつづる」といった現代ドイツ語との違いに逐一触れました。」 ~ 「語彙パートの特徴」より抜粋【収録作品】カエルの王様あるいは鉄のハインリヒ オオカミと七匹の子ヤギ ラプンツェル ヘンゼルとグレーテル 灰かぶり イバラ姫 白雪姫 世界中で親しまれているグリム童話の原書をドイツ語で味わうための語彙と背景知識
作者介紹
作者介紹 大野 寿子大野寿子(オオノヒサコ)九州大学大学院文学研究科独文学専攻博士後期課程修了.テュービンゲン大学,ゲッティンゲン大学留学.愛知教育大学専任講師を経て,現在,東洋大学文学部教授.博士(文学).ドイツ文学・伝承文学研究. 主要著書:『黒い森のグリム―ドイツ的なフォークロア』(郁文堂,2008年),編著『カラー図説 グリムへの扉』(勉誠出版, 2015年),監修書『いっしょに楽しむ おはなしのえほん』シリーズ(高橋書店,2021-24年).福元 圭太福元圭太(フクモトケイタ)大阪外国語大学ドイツ語学大学院修士課程修了.フンボルト大学,ボン大学留学.ミュンヒェン大学日本センター講師.現在,九州大学大学院言語文化研究院教授.九州大学博士(文学).ドイツ文学・思想研究. 主要著書:『「青年の国」ドイツとトーマス・マン』(九州大学出版会,2005 年),『賦霊の自然哲学―フェヒナー,ヘッケル,ドリーシュ』(九州大学出版会,2020年),『アポロン独和辞典 第4版』(共編著,同学社, 2022年).