內容簡介
內容簡介 バレーボール元日本代表の益子直美さんが主宰する「監督が怒ってはいけない大会」が、メディアで注目され始めている。この大会、その名のとおり「監督が怒ってはいけない」というルールが柱だが、そのほかにも「参加する子どもが最大限に楽しむこと」「子どもたちも監督もチャレンジすること」の三本柱をテーマとする。 益子さんたちのこの試みは「体罰やパワハラが問題になるスポーツ指導に一石を投じる」として、小学生のバレー大会だけではなく、全国のスポーツクラブなどに浸透し始めている。 益子さんはいう。「『怒る指導』は心の成長を阻止し、考える機会を奪います。小学生のスポーツを始めるこの時期はとっても大事な時期です。『根性が足りない!』と脱落させる指導ではなく、『スポーツは楽しい』と思えて、自ら考えて行動でき、継続できるような環境にしてほしいと考えて、少し攻撃的ですが、シンプルに『監督が怒ってはいけない』というルールの大会を開催させていただきました」 本書は、2015年から始まり、すでに9年目を迎えるこのユニークな試みを、その誕生から、大会の様子、子どもたち、監督、親たちの反応や横顔をていねい描いていくノンフィクション作品である。 「監督が怒ってはいけない」をルールとするバレーボール大会を開く益子直美さんたちの試みを描くノンフィクション。
作者介紹
作者介紹 一般社団法人監督が怒ってはいけない大会(益子直美北川美陽子北川新二)バレーボール元日本代表・益子直美、北川美陽子、北川新二によってつくられた一般社団法人。始まりは、2015年1月、福岡県宗像市で開催された「第1回益子直美カップ 小学生バレーボール大会」。その後、「子どもたちに『バレーが楽しい!』と思ってもらいたい」という3人の思いから「監督が怒ってはいけない」というルールを発案。ユニークな試みが評判を呼び、福岡、秋田、神奈川、山口、広島、長野、佐賀、神戸など、全国各地で「監督が怒ってはいけない大会」が展開されている。理念は「1・参加する子どもたちが最大限に楽しむこと」「2・監督(監督・コーチ・保護者)が怒らないこと」「3・子どもたちも監督もチャレンジすること」の3つ。バレーボールのみならず、多くのスポーツ団体から注目され始めている。益子直美東京都生まれ。共栄学園高等学校在学中の84年「第15回春高バレー」で、バックアタックとジャンピング・ドライブサーブを武器に、八王子実践高等学校の当時の連勝記録を106勝で止め、準優勝。同年、高校3年生で全日本代表となり、「下町のマコちゃん」として女子バレー界を席巻。85年、イトーヨーカドー女子バレー部に入団。90年、第23回日本リーグ初優勝。日本代表では、ワールドカップ、世界選手権にも出場。現役引退後、93年にタレントに転身。NHK『トップランナー』の司会をつとめるなど、幅広い芸能活動をこなす。現在は、一般社団法人監督が怒ってはいけない大会代表理事、2023年6月より公益財団法人日本スポーツ協会の副会長、日本スポーツ少年団本部長もつとめる。