ヒューム哲学の方法論 | 誠品線上

ヒューム哲学の方法論

作者 豊川祥隆/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 ヒューム哲学の方法論:暗闇の観念は知覚の否定か。自由や偶然は消えてしまうのか。綿密な読解によりヒューム哲学の矛盾を突くと同時に、その可能性を拓く序第一部印象の論

內容簡介

內容簡介 暗闇の観念は知覚の否定か。自由や偶然は消えてしまうのか。綿密な読解によりヒューム哲学の矛盾を突くと同時に、その可能性を拓く 序第一部 印象の論理第一章 「実定性」の問題――黒の認識をめぐって 第一節 はじめに 第二節 黒の知覚の実定性の是非――「実定性=実在性」の場合 第三節 黒の知覚の実定性の是非――「実定性=非関係性」の場合 第四節 観念説以外の自然学的体系の可能性――ロック哲学との比較を通じて 第五節 ヒュームの観念説の役割と他の枠組みとの関係――実定性を問う意味 第六節 おわりに第二章 ヒュームの関係理論再考――関係の印象は可能か 第一節 はじめに 第二節 ヒュームの議論の確認 第三節 問題設定――関係の印象は可能か 第四節 直観による関係の把握 第五節 必然的結合と関係の印象 第六節 関係の印象の性質――「穏やかな情念」を参考にして 第七節 コピー原理と関係の知覚の整合性 第八節 おわりに 第三章 ヒュームの自然主義解釈の再考 第一節 はじめに 第二節 ヒューム哲学の解釈史――懐疑論解釈とケンプ・スミス 第三節 ケンプ・スミス以降の自然主義解釈 第四節 印象の多義性――穏やかな情念に着目して 第五節 穏やかな情念をめぐる問題 第六節 必然的結合の印象と習慣の二面性 第七節 印象の二面性と経験による確証 第八節 おわりに 第四章 必然的結合のゆくえ――その印象と観念の関係 第一節 はじめに 第二節 必然的結合の印象についての二つの解釈の素描 第三節 様式解釈の論点と難点 第四節 印象解釈の論点と難点 第五節 必然的結合の印象、観念の関係の考察――コピー原理をもとに 第六節 「必然的結合」の指定の問題 第七節 おわりに第二部 人間本性を離れて第五章 ヒューム哲学における二つの「原因」 第一節 はじめに 第二節 定義箇所における「原因」 第三節 規則の提示箇所における「原因」 第四節 原因の二概念の内容における共通点 第五節 原因の二概念の内容における差異

作者介紹

作者介紹 豊川祥隆1985 年 新潟県生まれ2009 年 京都大学総合人間学部卒業2016 年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了現在,京都看護大学非常勤講師,京都大学大学院人間・環境学研究科研究員共著に『哲学をはじめよう』(ナカニシヤ出版, 2014 年),論文に「ヒュームにおける「実定性」の問題――黒の認識をめぐって」(『アルケー』,2015 年)「ヒュームの関係理論再考――関係の印象は可能か」(『イギリス哲学研究』,2016 年)がある。

商品規格

書名 / ヒューム哲学の方法論
作者 / 豊川祥隆 著;
簡介 / ヒューム哲学の方法論:暗闇の観念は知覚の否定か。自由や偶然は消えてしまうのか。綿密な読解によりヒューム哲学の矛盾を突くと同時に、その可能性を拓く序第一部印象の論
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784779511264
ISBN10 /
EAN / 9784779511264
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 215
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 19.5X13.7X2.0CM

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