破られた友情 | 誠品線上

破られた友情

作者 平川祐弘/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 破られた友情:日本研究の先輩、後輩として互いに認めあい、敬しあった二人だったが、ハーンの死後、チェンバレンのハーン評価は突如大きく変わった。日本理解とは西洋人を

內容簡介

內容簡介 日本研究の先輩、後輩として互いに認めあい、敬しあった二人だったが、ハーンの死後、チェンバレンのハーン評価は突如大きく変わった。日本理解とは西洋人をまきこむ精神のドラマである。平川祐弘は堂々と挑発する。ライシャワー博士退休記念シンポジウムに招かれた1988年、並み居る博士以下の米国日本研究者を前にしてWho Was the Great Japan Interpreter, Chamberlain or Hearn?という講演をした。英語世界で日本解釈者として誰が偉大か、というデリケートな問題をあえてとりあげたのである。―では本書を読んで日本の皆さまはハーンとチェンバレンのいずれを良しとするか。日本理解とは西洋人学者をもまきこんだ精神のドラマだが、この種の人間関係を読み解くことで、世界の中の日本の位置が初めて見えてくるのではあるまいか。 日本理解とは何であったのか─チェンバレンとハーンの破られた友情─第一部 頭で理解した日本第二部 心で愛した日本あとがき日本回帰の軌跡─埋もれた思想家 雨森信成─第一部 洋行帰りの保守主義者第二部 ハーンの影の人第三部 埋もれた市井の思想家第四部 日本回帰の系譜開化の舞踏会第一部 野蛮から文明へ第二部 西欧化の社交界あとがき書評 破られた友情─ハーンとチェンバレンの日本理解─ 延広真治外国文化理解の方法 マーティン・コルカット解説 河島弘美著作集第十一巻に寄せて 平川祐弘

作者介紹

作者介紹 平川祐弘1931(昭和6)年生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。第一高等学校一年を経て東京大学教養学部教養学科卒業。仏、独、英、伊に留学し、東京大学教養学部に勤務。1992年定年退官。その前後、北米、フランス、中国、台湾などでも教壇に立つ。ダンテ『神曲』の翻訳で河出文化賞(1967年)、『小泉八雲―西洋脱出の夢』『東の橘 西のオレンジ』でサントリー学芸賞(1981年)、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞(1991年)、鷗外・漱石・諭吉などの明治日本の研究で明治村賞(1998年)、『ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化』で和辻哲郎文化賞(2005年)、『アーサー・ウェイリー―『源氏物語』の翻訳者』で日本エッセイスト・クラブ賞(2009年)、『西洋人の神道観―日本人のアイデンティティーを求めて』で蓮如賞(2015年)を受賞。

商品規格

書名 / 破られた友情
作者 / 平川祐弘 著;
簡介 / 破られた友情:日本研究の先輩、後輩として互いに認めあい、敬しあった二人だったが、ハーンの死後、チェンバレンのハーン評価は突如大きく変わった。日本理解とは西洋人を
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784585294115
ISBN10 /
EAN / 9784585294115
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 388
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 21.5X15.5X2.5CM