デジタル学術空間の作り方 | 誠品線上

デジタル学術空間の作り方

作者 下田正弘/編著;永﨑研宣/編著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 デジタル学術空間の作り方:ライブラリアン、コンピュータサイエンティスト、人文学者…複数のプレイヤーによって共同で創りあげる、デジタル学術空間という「知」のかつて

內容簡介

內容簡介 ライブラリアン、コンピュータサイエンティスト、人文学者…複数のプレイヤーによって共同で創りあげる、デジタル学術空間という「知」のかつてない新たな形態に、これまでどう対応してきたのか。そしてこれから、どうデジタル学術空間を創っていくのか。仏教学から提起する書。第1部「デジタル学術空間の作り方」では、SAT大蔵経テキストデータベース研究会がデジタル研究基盤を構築するにあたり実現してきたものを創成期(1994年)から現在までを詳述。第2部「仏教学とデジタル環境から見える課題」では、全体を「デジタル技術を作る・使う」「研究基盤を作る」の二つにわけ、研究者たちが課題の提起とともに、その解決の方向を示した。さいごに大向一輝(国立情報学研究所)によるコラム「デジタル学術空間の未来に向けて」で今後の展望を示す。今後の人文学の展開には、日々生まれつつあるデジタル学知との対話が不可欠なものとなった現在、私たちは何をどう創り未来へと進むのか。その良きガイドになる書です。執筆は、下田正弘、永﨑研宣、小野基、船山徹、石井清純、八尾史、宮崎展昌、宮崎泉、苫米地等流、蓑輪顕量、李乃琦、王一凡、青野道彦、落合俊典、高橋晃一、大向一輝。 prologue情報通信革命と人文学の課題(下田正弘)1.人文学にいまなにが起きているか2.デジタルの学知の特性3.具体的課題と解決の方向性第1部 デジタル学術空間の作り方chapter.01デジタル学術空間の作り方─SAT大蔵経テキストデータベース研究会が実現してきたもの(下田正弘・永﨑研宣)1.はじめに―「SAT大蔵経テキストデータベース研究会」前史―2.SAT研究会の方向転換と国際連携3.新学術領域「人文情報学Digital Humanities」の構築とSATの進路4.完成までの取り組み 4-1.校正作業のためのWebコラボレーションシステム 4-2.外字データベースの構築と運用5.研究基盤の提供と連携に向けて 5-1.Webデータベース初版の開発 5-2.2012 2015 年版 5-3.図像編のデータベース化 5-4.万暦版大蔵経(嘉興蔵)デジタル版の構築 5-5.IIIF Manifest for Buddhist Studies (IIIF-BS) 5-6.SAT-DB 2018年版 5-7.リンクによる協働語彙集ITLRの構築6.国際標準へのかかわり 6-1.Unicodeへの登録 6-2.Text Encoding Initiativeの導入に向けた取り組み 6-3.IIIFへのかかわり7.内容の分析8.SAT-DBへの反響9.SATの現在─デジタル環境における仏教学 9-1.成果への評価 9-2.オープンアクセス 9-3.研究資料・データのオープン化 9-4.成果公開の持続可能性 9-5.次世代人文学のための研究基盤とは 9-6.SAT-DBと人文学のためのデジタル研究基盤のこれから第2部 仏教学とデジタル環境から見える課題はじめに(下田正弘・永﨑研宣)Ⅰ デジタルコンテンツを作る・使うchapter.02仏教論理学研究の現在と人文情報学(小野 基)1

作者介紹

作者介紹 下田正弘下田正弘(しもだ・まさひろ)1957年生まれ。東京大学教授。東京大学文学部印度哲学印度文学専修課程卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(東京大学・文学)。この間に、ロンドン大学(SOAS)、ウィーン大学客員教授を務める。著書に、『涅槃経の研究 大乗経典の研究方法試論』(春秋社、1997年。新装版、2019年)、『パリニッバーナ 終わりからの始まり』(日本放送出版協会、2007年)、『蔵文和訳『大乗涅槃経』(1)』(インド学仏教学叢書編集委員会、2005年)、編著に『シリーズ大乗仏教』全10巻(春秋社、2011〜2014年)など。永﨑研宣永﨑研宣(ながさき・きよのり)1971年生まれ。一般財団法人人文情報学研究所主席研究員。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科単位取得退学。博士(関西大学・文化交渉学)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所COE研究員、山口県立大学国際文化学部助教授等を経て一般財団法人人文情報学研究所の設立に参画。これまで各地の大学研究機関で文化資料のデジタル化と応用についての研究支援活動を行ってきた。学会関連活動としては、情報処理学会論文誌編集委員、日本印度学仏教学会常務委員情報担当、日本デジタル・ヒューマニティーズ学会議長、TEI Consortium理事等がある。著書に『文科系のための情報発信リテラシー』(東京電機大学出版局、2004年)、『日本の文化をデジタル世界に伝える』(樹村房、2019年)など。

商品規格

書名 / デジタル学術空間の作り方
作者 / 下田正弘 編著;永﨑研宣 編著;
簡介 / デジタル学術空間の作り方:ライブラリアン、コンピュータサイエンティスト、人文学者…複数のプレイヤーによって共同で創りあげる、デジタル学術空間という「知」のかつて
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784909658197
ISBN10 /
EAN / 9784909658197
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 384
語言 / 4:日文
級別 / R:限
尺寸 / 21.0X15.1X2.2CM