內容簡介
內容簡介 辺野古・土砂投入から1年――〈日本全体の利益のためには沖縄を犠牲にしてかまわない。沖縄を「捨て石」にする構造は、沖縄戦のときも現在も変わっていない。〉(本文より)歴史修正、沖縄ヘイト、自然破壊……。暴力で沖縄の軍事要塞化を進める日本政府に対し、再び本土の〈捨て石〉にはされまいと抵抗する沖縄のすがたを、辺野古の海でカヌーを漕ぎ〈行動する〉作家が記録する。〈ゲート前に多くの人が座り込めば、この違法な工事は止まる。日本政府の脅しに負けてはならない。〉2006年から今日までの14年におよぶ論考・評論を厳選し集成。差別と無関心を続けるヤマトゥンチューに送る。 辺野古への土砂投入強行から1年。〈行動する作家〉が14年にわたり記録した日本政府による沖縄への基地押しつけと沖縄市民の抵抗。
作者介紹
作者介紹 目取真俊1960年、沖縄県今帰仁(なきじん)村生まれ。琉球大学法文学部卒。1983年「魚群記」で第11回琉球新報短編小説賞受賞。1986年「平和通りと名付けられた街を歩いて」で第12回新沖縄文学賞受賞。1997年「水滴」で第117回芥川賞受賞。2000年「魂込め(まぶいぐみ)」で第4回木山捷平文学賞、第26回川端康成文学賞受賞。著書(小説):『目取真俊短篇小説選集』全3巻(1『魚群記』、2『赤い椰子の葉』、3『面影と連れて』)、『眼の奥の森』、『虹の鳥』、『平和通りと名付けられた街を歩いて』(以上、影書房)、『風音』(リトルモア)、『群蝶の木』、『魂込め』(以上、朝日新聞社)、『水滴』(文藝春秋)ほか。小説の他に評論集『沖縄「戦後」ゼロ年』(日本放送出版協会)、『沖縄 地を読む 時を見る』、『沖縄 草の声・根の意志』(以上、世織書房)ほか。新聞や雑誌にエッセイ・評論などを発表。ブログ「海鳴りの島から」:http: blog.goo.ne.jp awamori777