內容簡介
內容簡介 ある式場で、九江泰樹と瀬戸田萌恵の披露宴が開かれていた。出席者は、様々な思いを胸に言祝ぎを花嫁に贈る。その中には、萌恵の実の母と育ての母も含まれていた。生きることの喜びと悲しみを描く結婚式の物語。 もらい泣き必至の結婚式小説! お祝いを一言、お願いします。8人のお祝いスピーチで、何が語られたのか!?シリーズ1000万部ベストセラー『バッテリー』完結から12年!ついに辿り着いたあさの文学の最高到達点!謹啓 光がきらめきを増し、本格的な夏の到来を感じるころとなりました。 この眩しい季節に、わたしたちは結婚いたします。 つきましては、わたしたちの結婚の宴にぜひともご臨席をお願いしたく、 招待状をお送りさせていただきます。 わたしたちが、わたしたちの新たな旅立ちを 祝っていただきたいと思う方々だけをご招待した、ささやかな宴です。 ご多用中とは存じますが、どうか、よろしくお願い申し上げます。 謹白日時 七月一日 午前十一時より場所 やまべリラホテル 二階 インディゴ九江 泰樹 瀬戸田 萌恵 あたし、生まれてきてよかった。 【編集担当からのおすすめ情報】 近頃初めて「ゼクシィ」を買った女性と、そのお母さんにぜひ読んでほしい物語です。ここに描かれているのは、母娘の紛れもない真実の愛です。――担当編集者