153系電車が走った東海道電車急行 | 誠品線上

153系電車が走った東海道電車急行

作者 寺本光照/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 153系電車が走った東海道電車急行:21世紀も5分の1以上が過ぎた現在、東京圏と京阪神の鉄道旅客輸送は東海道新幹線の独壇場であり、在来の東海道本線となると『時刻表』で

內容簡介

內容簡介 21世紀も5分の1以上が過ぎた現在、東京圏と京阪神の鉄道旅客輸送は東海道新幹線の独壇場であり、在来の東海道本線となると『時刻表』でも全区間を通過する列車は寝台電車特急の「サンライズ瀬戸・サンライズ出雲」のみ。それ以外に東京~三島、富士~静岡、名古屋~神戸間に電車特急が入るものの、通勤形電車が行き交う巨大な都市間連絡線といった感じで、特にJR西日本地域では愛称である「JR京都線」や「JR神戸線」「琵琶湖線」が定着しており、東海道本線の名は忘れられた存在になっているのが実情である。 しかし、東海道新幹線東京~新大阪間が開業する今から57年以上も前は、東海道本線が東京~大阪間を結ぶ旅客を昼夜行ともほぼ独占しており、昼間のスターが「こだま」をはじめとする151系電車特急なら、夜の部は「銀河」など寝台急行が王座にあった。また、当時の優等列車は現在のように特急一択ではなく、特急・急行・準急の3種別から成っていた。これは、スピード・設備など、快適性の代償として支払う料金の違いによる区別だが、それとは別に特急と急行・準急とでは、利用客層にも違いがあった。東京~関西間急行の歴史を、おもに1960年以降の電車列車にスポットを当て記述することにする。現在でいう普通車(1960年6月30日まで、3等車、以後2等車) はもちろん、グリーン車(同2等車、以後1等車)ですら冷房のない車内。普通車は現在では稀少となった対面式の計4人掛けクロスシートで、多客時には座席奪い合いの揉め事やデッキや通路での“立席承知”は当然の全席自由席、編成唯一の冷房設備を持ち、軽食のほか寿司も摘まめるビュフェなど、若年層の読者の方々には想像もできないが、こうした列車に当時の人々は7時間以上をかけ、東京~大阪間を移動したのである。現在の新幹線電車とはスピードや快適面で比較にならないほどの大差があり、列車内で事務仕事などしようにもできないが、その分景色を眺めたり、合席の人と会話を楽しんだりして、楽しい時を過ごすこともできた。 そうした悲喜こもごもの想いを乗せた東京~大阪間電車急行のほか、本書では類似した編成の車両を使用する名古屋~大阪間や関西~山陽間電車急行、それに同時期に活躍した東京~名古屋間電車急行や修学旅行電車も取り上げた。 東海道新幹線の開業前、東京~大阪間を結ぶ旅客輸送は東海道本線がほぼ独占していた。本書ではその時代の電車急行を記述する。

商品規格

書名 / 153系電車が走った東海道電車急行
作者 / 寺本光照 著;
簡介 / 153系電車が走った東海道電車急行:21世紀も5分の1以上が過ぎた現在、東京圏と京阪神の鉄道旅客輸送は東海道新幹線の独壇場であり、在来の東海道本線となると『時刻表』で
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784802132893
ISBN10 /
EAN / 9784802132893
誠品26碼 /
頁數 / 159
裝訂 / P:平裝
重量(g) / 500.0
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 25.7X18.2X1.2CM