內容簡介
內容簡介 2000年初頭、作品集「START」でデビュー、カラフルな色彩とグラフィティの感覚をあわせもつ絵で、東京発の新しい才能として注目を集めた古武家賢太郎。 2006年からロンドンを拠点に活動、10 数年の経験を経て、より深化した作品世界をまとめたのが2 冊目の作品集となる本書です。 風景の欠片や、出会った人々、動植物など、日常にある1コマをモチーフとし、色鉛筆でカラフルに塗り込むことで生まれる、寓話的でありながら親近感を感じさせる独特な透明感、特長的に描かれる「目」、確かな存在を感じさせる構図の妙。日常が非日常となった世界でも、日々にある喜びを丁寧にすくってみせた新作を中心に51点を収録。
作者介紹
作者介紹 古武家賢太郎kentaro Kobuke1975年広島県生まれ。1998年桑沢デザイン研究所卒業。2006年ロンドンに移住。2009年ロンドン芸術大学チェルシー.カレッジ.オブ.アーツ修士課程修了。2012年に文化庁進芸術家海外研修制度研修員に選出されている。桜の木のボードに色鉛筆で色のレイヤーを描き込んでいく手法は唯一無二のもの。神話や童話、本人が見聞きしたフラグメンツを題材に原色の色鉛筆の色彩を重ね合わせることで生まれる幻想的なペインティングは、現代のトランスアヴァンギャルドともいうべき複雑な世界観を表出させている。リリシズムが漂う夢の中のような光景に微かに潜り込ませた現代社会への鋭い視線が作品に陰影と深みを与え作品の個性を際立たせている。