內容簡介
內容簡介 にょっきりのびた高い塔、たくさんの窓に、とんがり屋根。遠くから眺めると、それはまるで、りっぱなお城かお屋敷のようです。けれども、このお城の屋根には大きな目玉がついていて、ぎょろりとこちらをにらんでいます。窓から生えているのは、毛むくじゃらの手です。後ろには、長いしっぽが揺れていて、蹄のついた長い足もあります。みんなはそれを怪物園と呼びました。不思議な怪物園は、はるか古の時代から、たくさんの怪物たちをのせて、長い長い旅を続けていました。ある静かな夜のこと、怪物園がうとうと居眠りしたすきに、開け放しの玄関から、怪物たちが、外の世界へと抜け出しました。そして怪物たちは、みんなの住む街までやって来ると、通りを行進しはじめました。『Michi』『の』のjunaidaがつむぐ、どこかのだれかの物語
作者介紹
作者介紹 junaida1978年生まれ。画家。2010年、京都・荒神口にHedgehog Books and Galleryを立ち上げる。『HOME』(サンリード)で、ボローニャ国際絵本原画展2015入選。『Michi』(福音館書店)で、第53回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞(児童書・絵本部門)受賞。その他の作品に、『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』『LAPIS・MOTION IN THE SILENCE』(ともにHedgehog Books)、宮澤賢治の世界を描いた『IHATOVO』シリーズ(サンリード)、『の』(福音館書店)、装画・挿絵の仕事に『せなか町から、ずっと』(斉藤倫作 福音館書店)などがある。