內容簡介
內容簡介 川崎は日本有数の在日コリアンの集住地であるばかりではなく、厳しい差別社会を助け合いながら逞しく生きてきた歴史があります。在日一世が日本社会に根を下ろし、二世・三世が反差別、人権活動を日本人と共に担い、いまヘイト街宣を市全体で跳ね返しています。さらに新たに国境を越えて暮らすエスニックルーツの市民と出会い、多民族・多文化が共生する地域社会を創り出そうとする運動があります。本書を通じて、多民族が差別なく、人権が尊重され、共に生きることこそ、地域社会を豊かにするものだという川崎の地域活動の意気込みを感じていただけたらと思います。 川崎は日本有数の在日コリアンの集住地で、厳しい差別社会を助け合いながら逞しく生きてきた歴史がある。本書はその初めての通史。
作者介紹
作者介紹 山田貴夫1970年、日立就職差別裁判支援組織「朴君を囲む会」に参加し72年川崎市入所。2010年退職後、フェリス女学院大、法政大学で非常勤講師。川崎在日コリアン生活・文化・歴史研究会代表。主著に『新 在日韓国・朝鮮人読本』(共著、緑風出版、2014)、『根絶!ヘイトとの闘い-共生の街・川崎から』(共著、緑風出版、2017)、『在日外国人の住民自治-川崎と京都から考える』(共著、新幹社、2007)、江橋崇編『外国人は住民です』(学陽書房、1993)等。執筆担当は第1章3・4・5節、第2章4節(共著)、第3章1・2・3節、第4章1節、はじめに、おわりに。服部あさこ日本女子大学ほか兼任講師。在日コリアンのほか、被差別部落出身者、沖縄の平和運動家などへのライフストーリー・インタビューを行っている。2018年から川崎在日コリアン生活・文化・歴史研究会会員。主著に『マイノリティ女性のアイデンティティ戦略ーー「母親性」の役割』(専修大学出版局、2010)、『わたしたちはここにいる マイノリティが、集まり、語り合う』(人権ネットワーク東京編著、解放出版、2023)など。執筆担当は第1章1・2節、コラム1・2。橋本みゆき立教大学ほか兼任講師。川崎在日コリアン生活・文化・歴史研究会会員。多文化共生をめざす川崎歴史ミュージアム設立委員会役員。2007年から在日高齢者識字学級ウリハッキョ、現ウリマダン共同学習者。主著に『二世に聴く在日コリアンの生活文化──「継承」の語り』(共編著、社会評論社、2021年)、「공생하기 위한 ‘가와사키 코리아타운’: ‘오오힌 지구’의 지역적문맥」(재외한인학회문맥」(재외한인학회『 재외한인연구』28、2012年)など。執筆担当は第2章1・2・3節、コラム3・4。