內容簡介
內容簡介 漫画・装丁画:ウラモトユウコこれまでアドラー心理学は、ビジネスや子育てにおいて大人向けにその考え方が紹介されてきました。しかし、不登校の子が増え続け、子どもたちの自己肯定感や意欲の低さが問題視されている今、その理論と実践を本当に必要としているのは、10代の子どもたちなのではないでしょうか。本書では、40年以上さまざまな形でアドラーの教えを普及してきたアドラー心理学カウンセリング指導者の岩井俊憲氏が、10代の人生を力強く生き抜くための考え方と具体的な方法を解説します。本書は、「自信」がテーマ。「自信」とは、「自分を信頼すること」。「勉強」「部活」「学校生活」「進路の選択」などを題材に、アドラー心理学の「劣等感」「性格」「目的論」「自己決定論」などを解説。自分に自信をもって、新しいことに挑戦するメンタルを育む思考方法と実践方法を紹介します。―たとえば「劣等感」。特に10代では自己否定につながる重大なテーマですが、アドラーは、「劣等感は自分の理想がある証拠」と尊重します。その感情をもった「原因」ではなく「目的」が重要(「目的論」)で、過去は変わらないが、それをどうとらえ、活かしていくかは自分次第だ、と激励します(「自己決定論」)。さらに、「頭がいいとはどういうことか」「性格の成り立ち」「自分らしさとは何か」「人生の目標とは何か」など、アドラー心理学のエッセンスを伝え、10代読者の悩みに寄り添います。小学校5年生から読めるルビ付き。 「劣等感」は自分の理想がある証拠。否定するのではなく、行動の原動力にしよう!10代向けアドラー心理学の決定版。
作者介紹
作者介紹 岩井 俊憲岩井 俊憲(イワイ トシノリ):1947年栃木県生まれ。早稲田大学卒。有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者。中小企業診断士。外資系企業の管理職などを経て、1985年に有限会社ヒューマン・ギルドを設立。40年以上にわたって、アドラー心理学に基づいた研修、セミナー、講演などを行う。受講者は、経営者から管理職、ビジネスパーソン、医療関係職、教育関係職まで幅広く、24万人以上に及ぶ。著書に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)、『超訳 アドラーの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、監修書に『イラスト版 子どものアドラー心理学』(合同出版、菊地典子・池田彰子著)など多数。