內容簡介
內容簡介 「論理的である」ということは「わかりやすい」ということ、「短く」ということは「相手に時間を取らせない」ということ。弁護士に相談に訪れる人は、それぞれの事情で複雑にもつれ合ったトラブル、困りごとを抱えてやってきます。弁護士はそれをまずきちんと聞き、理解し、整理し、そして専門用語だらけにならないよう、一般の相談者にわかるような言葉で回答します。本書はそんな弁護士のノウハウを、営業プレゼンや講演などにも応用できるように語った一冊です。「正論をもちだしてはいけない」「いくら相手の役に立つことだろうと、面白くなければ聞かれない」「とにかく短く、相手が足りないと思うぐらいで終わらせる勇気をもつ」「質問が何もないのは、相手が興味を持たなかった証拠」など、目からウロコのノウハウが満載。あらゆるビジネスパーソンの参考になる本です。 「みずほ信託銀行役員のち弁護士」という異色の経歴の著者が語る、相談ごと・困りごとを「理解し、要約し、伝える」テクニック。
作者介紹
作者介紹 奈良正哉慶應義塾大学経済学部卒。みずほ信託銀行勤務の傍ら40歳のときに(旧)司法試験挑戦を思い立ち、45歳で合格。その後、同行総合リスク管理部長、運用企画部長を務めた後、執行役員を経て同行常勤監査役になる。2014年からみずほ不動産販売専務取締役。退任後に司法修習を受け、2017年から弁護士として活動。鳥飼総合法律事務所所属。日弁連信託センター委員、第二東京弁護士会高齢者・障がい者総合支援センター委員、株式会社タムロン取締役監査等委員、理想科学工業株式会社社外監査役、株式会社熊谷組社外取締役。法律書以外の著書に『ダメ出しされない文章が書ける77のルール ビジネス文章力の基本』(日本実業出版社)、監修書に『いちばんわかりやすいビジネス文書 書き方とマナー』(成美堂出版)がある。