內容簡介
內容簡介 ベトナムにおける「アメリカの戦争犯罪」調査に大きな役割を果たした陸井三郎の軌跡を今、見つめ直す!陸井三郎(1918-2000)は、ベトナム戦争期に行われた、「アメリカの戦争犯罪」を調査する活動に長く中心人物として関わり、各国の運動を結びつけるその活躍は「フィクサー」と称された。ベトナム戦争犯罪調査の活動は、ベトナム戦争がアメリカの侵略戦争であり、ジェノサイドの性格を帯びていることを明らかにしたのである。2025年はベトナム戦争終結から50年。半世紀を経た今も、ロシア・ウクライナ戦争、イスラエルのガザ侵攻など「終わりなき戦争」が続く。現在、陸井の人物像とその軌跡を知ることは歴史的視点からの洞察の大切さを伝え、私たちに大きな示唆を与えてくれる。 ベトナム戦争期に行われたアメリカの戦争犯罪を調査する活動に長く中心人物として関わり、各国の運動を結びつけた陸井三郎の軌跡
作者介紹
作者介紹 藤本 博ふじもと・ひろし 1949年生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(国際関係学)。愛知教育大学教授、南山大学外国語学部教授などを歴任。現在、明治学院大学国際平和研究所研究員。専門はアメリカ国際関係史。著書等に『東アジアの歴史摩擦と和解可能性』(共著、凱風社、2011年)、『アメリカの戦争と世界秩序』(共著、法政大学出版局、2008年)、『ベトナム戦争全史―歴史的戦争の解剖』(共訳、ガブリエル・コルコ著、陸井三郎監訳、社会思想社、2001年)、『戦争の文化』(共訳、ジョン・ダワー著、三浦陽一監訳、岩波書店、2021年)ほか。河内 信幸かわうち・のぶゆき 1950年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学、名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。中部大学国際関係学部教授、ハーヴァード大学客員研究員、オハイオ大学客員教授などを歴任。現在、中部大学名誉教授。専門はアメリカ現代史・国際関係史。著書等に『グローバル・クライシス―世界化する社会的危機』(編著、風媒社、2011年)、『現代アメリカをみる眼―社会と人間のグローバル・スコープ』(丸善プラネット、2012年)ほか。