內容簡介
內容簡介 青山美智子《人魚逃走了》連續4年入圍「本屋大賞」的話題作家,傾情打造全新代表作!某年3月的一個週末,SNS上「人魚逃走了」突然成為熱搜話題。據說,一名自稱「王子」的神秘青年在銀座街頭徘徊,口中喃喃地說:「我的人魚……她不見了……逃到這裡來了。」他的奇怪行為逐漸引起路人的好奇,大家紛紛關注起這場「人魚騷動」。然而,在這場事件的幕後,有五位正面臨人生轉折的男女交織其中......正與年長12歲女性交往的前藝人兼公司職員帶著女兒購物的家庭主婦因過度迷戀藝術品收藏而被妻子離婚的收藏家正焦急等待文學獎評選結果的作家在高級俱樂部擔任媽媽桑的女公關這五人在銀座偶然相遇,各自迎向出乎意料的命運。而那位「王子」究竟能否與人魚重逢?人魚到底真的存在,還是只是一場幻夢?本屋大賞4年連続ノミネート!今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。幸福度最高値の傑作小説!ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。 僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ、この場所に――。本屋大賞4年連続ノミネート!話題の著者が紡ぐ、新たな代表作。
作者介紹
作者介紹 青山美智子1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。『猫のお告げは樹の下で』が第13回天竜文学賞を受賞。『お探し物は図書室まで』(2位)、『赤と青とエスキース』(2位)、『月の立つ林で』(5位)、『リカバリー・カバヒコ』(7位)と2021年から4年連続で本屋大賞にノミネートされる。他の著書に『いつもの木曜日』『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』、U-ku氏との共著である『マイ・プレゼント』『ユア・プレゼント』など。