「お静かに!」の文化史 | 誠品線上

「お静かに!」の文化史

作者 今村 信隆/著・文・その他;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 「お静かに!」の文化史:,芸術と出会う場所、美術館。その鑑賞はどのような環境で行われるのが望ましいのだろうか。「お静かに!」と言わざるを得ない環境に関わるすべての

內容簡介

內容簡介 芸術と出会う場所、美術館。その鑑賞はどのような環境で行われるのが望ましいのだろうか。「お静かに!」と言わざるを得ない環境に関わるすべての方に。作品にじっくりと向き合い、それを味わったり理解したりするための〈沈黙〉か〈静粛〉か。それとも〈語らい〉や〈対話〉のある空間か。作品の鑑賞にとっては、どちらが、より好ましいだろうか。あるいは、どちらがより「正しい」のだろうか。本書は、美術作品の鑑賞という営みと、「声」や「会話」との関係について考えます。「お静かに!」の背後にひろがる諸問題についてです。〈沈黙〉や〈静粛〉か。〈語らい〉や〈対話〉か。対立させて考えるのではなく、両者に真摯に向き合い、人間にとっての根源的な欲求である美術鑑賞、その空間を考えます。美術館だけではなく、図書館、劇場、コンサートホールなど、公共性のはざまで揺れながら考える人に。ぜひお読みいただきたい本です。【熟視し、黙想し、芸術作品の深みへと沈潜していくこと。 対話し、ときには笑い合い、隣にいる人たちとのコミュニケーションを含めて作品を楽しむこと。 人は、その両方を求めてきたし、今日も求めているのではないか。芸術作品はこれまでその両方の求めに応じてきたし、現在も、そして未来も、応じ続けていく力を備えているのではないか。だからこそわたしたちは、二つの営みのどちらにも、真摯に目を注いでみる必要があるのではないだろうか。】……「はじめに」より

作者介紹

作者介紹 今村 信隆1977年、北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究院准教授。放送大学客員准教授。北海道大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。民間のバス会社で働いた後、札幌芸術の森美術館に勤務。その後、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)専任講師、同准教授、甲南女子大学准教授等を経て、現職。北海道大学プラス・ミュージアム・プログラム代表(2022~2024年度)。単著に『一七世紀フランスの絵画理論と絵画談義』(北海道大学出版会、2021年)、編著に『博物館の歴史・理論・実践1~3』(藝術学舎、2017~2018年)、共編著に今村信隆・佐々木亨編『学芸員がミュージアムを変える! 公共文化施設の地域力』(水曜社、2021年)、佐々木亨・今村信隆編『改訂新版 博物館経営論』(放送大学、2023年)、共著に『開講! 木彫り熊概論‐歴史と文化を旅する』(文学通信、2024年)などがある。

商品規格

書名 / 「お静かに!」の文化史
作者 / 今村 信隆 著・文・その他;
簡介 / 「お静かに!」の文化史:,芸術と出会う場所、美術館。その鑑賞はどのような環境で行われるのが望ましいのだろうか。「お静かに!」と言わざるを得ない環境に関わるすべての
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784867660706
ISBN10 /
EAN / 9784867660706
誠品26碼 /
頁數 / 304
裝訂 / P:平裝
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 18.8X13.0X2.0CM

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