意味の世界 NHKブックス 1290(改版) | 誠品線上

意味の世界 NHKブックス 1290(改版)

作者 池上嘉彦/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 意味の世界 NHKブックス 1290(改版):,ことばを記号でなく文化としてとらえ、その意味のありようを解明する私たちは毎日、膨大な量のことばと記号、そしてそれらが表す意

內容簡介

內容簡介 ことばを記号でなく文化としてとらえ、その意味のありようを解明する私たちは毎日、膨大な量のことばと記号、そしてそれらが表す意味に囲まれて暮らしている。本書は、現代言語学の中心分野である「意味論」の立場から日常生活における言語体験を分析し、ことばの意味が固定したものではなく、時代や文化、状況の違いによって様々に変転することを明らかにする。さらに文化や思考様式と、言語の意味構造がどのように連関しているのかを、豊富な事例を挙げながら解説する。意味論の新しい世界を切り開いて長く読まれた記念碑的著作を復刊する。復刊に際して「改版あとがき」を付加。著者の学問的履歴・原著執筆の背景事情・刊行後の言語学の歩みがわかります。序章 二つの挿話 「青木屋」と「ブルー・ツリー」 「借リル」と「貸ス」第一章 言葉ともの 言葉の意味と指されるもの 「婉曲」な言葉使い 「皮肉」な言葉使い 戯語第二章 意味の類似性 意味の類似性と指示物の同一性 同義語 反意語 包摂語と被包摂語 意味の因数分解 語結合 意味の重複と矛盾第三章 意味の曖昧さ 不確かさ 意味の曖昧さ(1) 同音性 意味の曖昧さ(2) 多義性 同音性と多義性 文のレベルでの多義性 意味とコンテクスト第四章 言葉の意味する部分と意味しない部分 意味を担う最小の単位 語の恣意性 擬声語・擬態語 語の有契性 有契性の喪失 有契性の獲得――民間語源第五章 意味の変化 語の意味の変化 意味変化のメカニズム 語義の類似性に基づく場合 語義の近接性に基づく場合 語形の類似性に基づく場合 語形の近接性に基づく場合 意味の一般化と特殊化 意味の向上と堕落 言語の習得の過程における意味変化 語の廃用化第六章 文法と意味 品詞と意味 主語、目的語と意味 〈動作主〉、〈被動者〉など 〈主題〉と〈叙述〉 〈既知〉と〈新出〉 第七章 センスとナンセンス 意味をなす表現となさない表現 語法上での基準と「ずれ」 コンテクストの役割 「詩的」であるということ第八章 言語と文化・思考 文化的な関心の反映としての意味構造 思考様式を規定するものとしての意味構造 行き過ぎた議論の危険性 語から語法・文法へ改版あとがき なぜ緑を「アオ」と呼ぶのか? ふだんづかいの言葉を題材に言語の本質に迫る、元祖「コトバの不思議」学!

作者介紹

作者介紹 池上嘉彦"東京大学名誉教授。1934年京都市生まれ。東京大学文学部英文学科卒、同大大学院英語英文学専攻博士課程満期退学、イェール大学大学院言語学科修了(Ph. D.,1969年)。専門は言語学、記号論、詩学。東京大学教養学部教授、昭和女子大学教授を務めた。著書に『英語の感覚・日本語の感覚』(NHKブックス)、『英詩の文法』(研究社出版)、『意味論』、『「する」と「なる」の言語学』(大修館書店)、『ことばの詩学』、『記号論への招待』(岩波書店)、『〈英文法〉を考える 』、『日本語と日本語論』(ちくま学芸文庫)など。訳書にU.エーコ著『記号論 Ⅰ・Ⅱ』、B.ウォーフ著『言語・思考・現実』(講談社学術文庫)、E.サピア著『文化人類学と言語学』(弘文堂)など。"

商品規格

書名 / 意味の世界 NHKブックス 1290(改版)
作者 / 池上嘉彦 著;
簡介 / 意味の世界 NHKブックス 1290(改版):,ことばを記号でなく文化としてとらえ、その意味のありようを解明する私たちは毎日、膨大な量のことばと記号、そしてそれらが表す意
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784140912904
ISBN10 /
EAN / 9784140912904
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 248
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 18.3X13.0X1.3CM

活動