內容簡介
內容簡介 本書はバイナリ解析の初心者でも苦労なく読めるよう、基本的な事柄から丁寧に解説するように配慮されていますが、読み進めていくと専門家でも読み応えのある内容が随所にちりばめられております。初心者の方は、先頭から順にColab × Python で実践しながら読み進めていくと、自然に高度なバイナリ解析が身に付く構成になっています。経験者の方は、興味のある章から読み始めて、分からないところがあれば、前の章に戻って確認するというスタイルでも良いでしょう。本書は後ろの章に進むにつれて高度なバイナリ解析のテクニックが自然に身に付くように構成されています。本書は、バイナリデータの解析を行ったことがない初学者を対象に簡単なバイナリ操作から応用手法までを解説します。第1章の初めでは、Python 未経験者向けに、開発・実行環境(GoogleColaboratory)の使い方や、基本的なPython の使い方を簡単に紹介しています。ただし、1章の後半以降は基礎的なPython のプログラムを書くことができることが前提となっております。2章ではバイナリファイルの基本操作についての解説、3章ではバイナリファイルの基本構造を解説しつつ、画像ファイルを例に具体的な解析例を紹介していきます。4章では、様々な種類のファイルや、異なる圧縮ソフトで圧縮されたデータをひとまとめ(コンテナ)に保持できるファイル形式であるコンテナファイルを実践的に解析していきます。5章は、Python ベースのツールであるBinary Refineryを用いた応用編となっております。6章から8章までは実行可能形式のファイルについて解説します。Python を用いて逆アセンブリを具体的に解析する手法やLinux で使用される実行形式のELF フォーマット、機械学習を用いた解析等について解説し、また、アセンブリコードの読み方についても説明していきます。 画像ファイル、文書ファイル、アーカイブ、実行ファイルなど、様々な形式のバイナリファイルを解析できる力が身につく!
作者介紹
作者介紹 大塚 玲情報セキュリティ大学院大学教授2005 年4 月より2017 年3 月まで産業技術総合研究所。2017 年4 月より情報セキュリティ大学院大学教授。2006 年- 2010 年産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター・セキュリティ基盤技術研究チーム長。大阪大学大学院工学研究科非常勤講師(2022 年- )。日本銀行金融研究所客員研究員(2020 年- 2021 年)。電子情報通信学会、情報処理学会、IEEE、IACR、IFCA 各会員。電子情報通信学会バイオメトリクス研究専門委員会顧問、人工知能学会安全性とセキュリティ研究会(SIG-SEC) 主査。JNSA サイバーセキュリティ産学連携協議会代表。専門はAI セキュリティと暗号理論。大坪 雄平警察庁(警察庁技官) 情報セキュリティ大学院大学(客員研究員)1987 年頃よりプログラムに興味を持つ。周りにプログラムをする人もネット環境もなかったことから、N88-BASIC リファレンスマニュアルを絵本代わりにし、小5でリバースエンジニアリングにより得た知識を使いBASIC からマシン語を呼び出しマウスを使ったお絵かきソフトを作る。その後、C 言語とアセンブリ言語を中心に独学を続け、高校入学までに、正規表現、暗号、圧縮、画像処理等ひととおりの実装を経験。大学で情報系を学ぶ必要がないと悟り(厨二病)、材料工学を学ぶ。2005年警察庁入庁。2015 年10 月から勤務しながら自費で大学に通い、1 年で博士後期課程修了。CODEBLUE 2013、Black Hat USA 2016 Briefings で講演。萬谷 暢崇警察庁サイバー警察局情報技術解析課サイバーテロ対策技術室専門官(警察庁技官)2002 年警察庁入庁、2019 年4 月から現職。2001 年からFreeBSD Project のports committer をしており、休日にFreeBSD 用の各種ソフトウェアのパッケージを作成、メンテナンスしている。CODE BLUE 2019 Bluebox、Black Hat USA 2021 Arsenal で自作のバイナリファイル解析ツールFileInsight-plugins を発表。監訳書に『実用Git 第3 版』『マスタリングLinux シェルスクリプト第2 版』『サイバーセキュリティプログラミング第2 版』(オライリー・ジャパン)がある。