內容簡介
內容簡介 ミツツボアリという変わった生態をもつアリを撮影するために、ガイドをしてくれるアボリジニの家族とともに、オーストラリアの砂漠地帯を何日も歩いた貴重な旅を記録した写真絵本。他の大陸では見られない独特の風景の中で遭遇するワラビーやオオトカゲなどの動物、シロアリの作った巨大な土の塔、アボリジニの祖先が描いたミツツボアリの洞窟壁画、ミツツボアリから蜜をもらったことへのアボリジニのお礼のダンスなど、見応えのある場面が続きます。旅の目的であるミツツボアリの写真の息をのむクオリティとともに、旅の中で見えてくるアボリジニの人たちの自然との共生のあり方が深く心に残る絵本です。 いまだ見たことのないミツツボアリを撮影するため、アボリジニの家族とともにオーストラリアの砂漠地帯を歩いた貴重な旅の記録。
作者介紹
作者介紹 今森光彦1954年、滋賀県大津市生まれ。1980年にフリーランスの写真家として活動を開始。熱帯雨林から砂漠まで、生物をとおして見る世界のさまざまな自然環境を撮影するとともに、自らのフィールドとしている琵琶湖周辺を中心に国内での撮影にも力を注ぎ、自然と人のかかわりを「里山」という空間概念でとらえた作品を発表している。木村伊兵衛写真賞、土門拳賞、毎日出版文化賞、産経児童出版文化賞大賞、小学館児童出版文化賞などを受賞。おもな作品に『今森光彦 昆虫記』『世界昆虫記』『昆虫4億年の旅』『里山物語』『湖辺』『Aurelian 自然と暮らす切り紙の世界』『おじいちゃんは水のにおいがした』『ファーブル昆虫記 名場面集』(全2巻)などがあり、本書の姉妹篇となる写真絵本に、バリ島の棚田を歩いた『神様の階段』と、ボルネオ島の川を旅した『川をのぼって森の中へ』がある。