空の構造 「中論」の論理 講談社学術文庫 2832(文庫) | 誠品線上

空の構造 「中論」の論理 講談社学術文庫 2832(文庫)

作者 立川武蔵/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 空の構造 「中論」の論理 講談社学術文庫 2832(文庫):,初期般若経典に、初めて論理的学説を与えた古代インドの名僧・龍樹(150-250、あるいは100-200)。主著『中論』は約4

內容簡介

內容簡介 初期般若経典に、初めて論理的学説を与えた古代インドの名僧・龍樹(150-250、あるいは100-200)。主著『中論』は約450の偈、27の章から、あらゆるものの存在を否定しつくし、反対論者への反駁も執拗にして圧倒的だった。その非常に難解で、さまざまな解釈や誤解を生む古典的名著を、「聖なるもの」「俗なるもの」という2方向のヴェクトル概念を用いて、根気強く考察。インド哲学の泰斗が若かりし頃に記した、エネルギー溢れる筆致が、「俗」から「空」、「悟り」「聖なる世界」へ解脱の境地へと誘う!はじめに、より現代に生きるわれわれにとって『中論』が何を教えるのか?千数百年後のわれわれにまで、直截に伝わるほどの気迫を込めて、龍樹が追求したものはなんだったのか。さまざまな領域、次元でさまざまな見解があり得るであろう。しかし、どのような場合においても龍樹が言わんとしたところをできる限り正確に受けとめることから出発しなければならない。 (巻頭言要約)目次はじめに第1章 『中論』における「聖なるもの」と「俗なるもの」1 『中論』の歴史的位置2 『中論』の思想的位置3 『中論』における世俗と最高真理第2章 「空」の構造 1 「俗なるもの」の構造2 「俗なるもの」の否定(一)3 「俗なるもの」の否定(二)4 「俗なるもの」の否定(三)5 「俗なるもの」の否定(四)6 「俗なるもの」から「聖なるもの」へ7 「聖なるもの」から「俗なるもの」へ8 「俗なるもの」の聖化(一)9 「俗なるもの」の聖化(二)むすびあとがき 学術文庫版あとがき 索 引 本書の原本は1986年11月、「空」の構造 『中論』の論理 として、第三文明社 レグルス文庫より刊行されました。 「もの」は存在しない。歩く人は歩かないーー複雑にして難解な、龍樹の主著「中論」を正確に受けとめ、最高心理と解脱への道を説く!

作者介紹

作者介紹 立川武蔵たちかわ むさし1942年,名古屋市生まれ。名古屋大学文学部インド哲学専攻卒業,ハーバード大学大学院にてPh.D取得。名古屋大学,総合研究大学院大学などで教授職を務める。国立民族学博物館名誉教授。宗教学者。専攻は仏教学,インド学。著書に『はじめてのインド哲学』『西蔵仏教宗義研究(第1・5巻)』『中論の思想』『日本仏教の思想』『最澄と空海』『ヒンドゥー教の神々』『ブッダから、ほとけへ』など多数、講談社学術文庫に『空の思想史』『ヨーガの哲学』『完訳 ブッダチャリタ』(共訳注)がある。

商品規格

書名 / 空の構造 「中論」の論理 講談社学術文庫 2832(文庫)
作者 / 立川武蔵 著;
簡介 / 空の構造 「中論」の論理 講談社学術文庫 2832(文庫):,初期般若経典に、初めて論理的学説を与えた古代インドの名僧・龍樹(150-250、あるいは100-200)。主著『中論』は約4
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784065368480
ISBN10 /
EAN / 9784065368480
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 200
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 14.8X10.7X1.0CM

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