脳のリズム | 誠品線上

脳のリズム

作者 ジェルジ・ブザーキ/著;渡部喬光/監訳;谷垣暁美/訳
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 脳のリズム:,「脳は予測装置であり、その予測能力は、絶え間なく生成しているさまざまなリズムから生じる。」2006年に刊行された原著は、それまで“ノイズ”にすぎないと

內容簡介

內容簡介 「脳は予測装置であり、その予測能力は、絶え間なく生成しているさまざまなリズムから生じる。」2006年に刊行された原著は、それまで“ノイズ”にすぎないとされていた脳内リズム現象の見方を一変させ、すでに現代の古典となっている。本書はその待望の邦訳。脳内のリズム現象は私たちの認知機能の中核を担っている。脳の中では振動子としてのニューロンが集団的に同期しつつ、f分の1揺らぎ、時間窓によるスイッチング、確率共振といった特性を利用しながら、思考や記憶などの複雑かつ統合された能力を創発するシンフォニーを奏でているのだ。本書は初歩から説き起こされているが、全体としては驚くほど包括的に書かれており、読み終わるころには振動ダイナミクスと認知機能の関連が具体的に見えてくる。たとえば後半の第11章(Cycle 11)では、場所細胞のスパイクという細胞レベルの現象と、θサイクルというネットワークの振動現象によって、動物が周囲の空間を把握し、予測し、記憶しながら移動できる仕組み(空間ナビゲーション)を機械論的に説明しきっており、圧巻だ。神経科学の最前線を長年走ってきた著者による一貫したビジョンに基づき、まさに脳の捉え方を変える、刺激的な一冊。 「脳は予測装置であり、その予測能力はリズムから生じる。」軽視されていた脳内リズム現象の見方を180度転回させた画期的な書。

作者介紹

作者介紹 ジェルジ・ブザーキニューヨーク大学神経科学研究所ビッグス教授。1949年、ハンガリー生まれ。1974年、ペーチ大学にてM. D.取得。1984年、ブダペスト科学アカデミーのPh. D.(神経科学)を取得。ルンド大学(スウェーデン)客員助教授、カリフォルニア大学サンディエゴ校神経科学部門准教授、ラトガース大学分子・行動神経科学研究センター教授などを経て、2012年より現職。主として脳内の振動現象、睡眠、記憶を研究テーマとし、200本以上の研究論文を発表している。『脳のリズム』(Oxford University Press, 2006〔渡部喬光監訳・谷垣暁美訳、みすず書房〕)が初の単著。他に、Animal Learning (Natura Press, Budapest, 1984)ほか共著・編著多数。渡部喬光理化学研究所・脳神経科学研究センター副チームリーダー。東京大学医学部医学科卒業。臨床研修を経て、同大学院医学系研究科修了。ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンでの研究活動を経て、現職。専門は認知神経科学、精神神経疾患の脳科学。谷垣暁美翻訳者。訳書に、翻訳者。訳書にジョゼフ・ルドゥー『シナプスが人格をつくる』(2004)、デイヴィッド・ヒーリー『抗うつ薬の功罪──SSRI論争と訴訟』(2005)、ジェルジ・ブザーキ『脳のリズム』(2019、以上みすず書房)、アーシュラ・K・ル=グウィン〈西のはての年代記〉シリーズ(河出文庫)、『ラウィーニア』(河出書房新社、2009)、ウィリアム・トレヴァー『恋と夏』(国書刊行会、2015)、ジェフリー・フォード『言葉人形』(東京創元社、2018)ほか多数。

商品規格

書名 / 脳のリズム
作者 / ジェルジ・ブザーキ 著;渡部喬光 監訳;谷垣暁美 訳
簡介 / 脳のリズム:,「脳は予測装置であり、その予測能力は、絶え間なく生成しているさまざまなリズムから生じる。」2006年に刊行された原著は、それまで“ノイズ”にすぎないと
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784622087915
ISBN10 /
EAN / 9784622087915
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 476
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 21.7X15.5X2.8CM

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